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2019
11/19

実力養成会通信 第1324号 ”環境の違いについて” の巻

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中3生・・・・学力Cテストも終了し、志望校に関して、

真剣に考える時期に来ている事でしょう。

 

実力養成会にも、中3生の会員がいます。

今日は、『志望校』について、私が個人的に思ってることを書かせていただきます。

 

北嶺高校・・・・・

クラスの半数以上が国立医学部志望。

東大志望者もクラスに5、6人。

立命館のSPクラスも、同じような感じです。

 

彼らにとっては、国立医学部や東大を目指すことは普通のこと。

また、クラス自体がそんな環境にあるってことです。

 

 

では・・・・・・いわゆる中堅高・・・・

医学部志望者、東大・京大志望者は、ほとんどいないでしょう・・・・

北大となるといるでしょうけど、数えるほど・・・・・・・・・・・・

で・・・・北大であれば、どの位の点数であれば合格出来るのか?

北大に合格する人は、いま、どんな勉強をしていて、どのレベルまで到達してるのか?

この辺が、イメージつかないんです!!

 

本人は『自分は今まで数学の定期試験で80切ったことがないし、数学が得意だし!!』

とは言うんです・・・・

本気でそう思っているし、本気で北大を目指してるんです。

中堅高の定期考査で8割きったことない・・・・『見かけの』点数なんです(泣)

解法暗記のみで達成した点数・・・・決して意味がないということではありません。

本人も頑張ったんです!!・・・・そこは、しっかりと認めたうえでの話なんですが、

 

皮肉なことに、完全なる『井の中の蛙』状態。

 

本人を責めているわけではありません。

 

環境が、そうさせてしまうんです・・・・・

 

各高校の進研模試に対する取り組み方、結果の受け止め方、そして模試そのものに対す

向き合い方も、トップ高校、中堅高校では、全然異なります。

 

よかれあしかれ・・・・

 

朱に交われば赤くなる

 

なんとも、悩ましく、もどかしい話です。

 

 

私自身、2人の子供たちを見てて、大学受験というものは、

このような『環境』がいかにデカいか?・・・・痛感しています。

特に、高2の愚息は、まわりの環境に引き上げってもらってる典型的なケースです。

 

 

言うまでもなく、高校合格難度の差は、

その後、クラス環境の差となります。

3年の月日は、この差を劇的にさらに大きくさせます!!

 

 

将来の大学受験を考えれば・・・・・

ここを重視するならば・・・・・・

無理してでも、上を目指すべきだと思ってます。

 

さらには、指定校推薦の枠も全然違います!!

 

実力養成会には、過去に指定校推薦で早稲田大(政経)、中央大学(法)、明治大学(政経)に

合格した生徒がいます、この他にも数多くの指定校推薦合格者がいます。

 

 

ただし、志望校決定に関しては、”大学進学” 重視以外にも、様々な視点があります。

通学時間の問題・・・・・・

校風が自分にフィットしてるか・・・・・

あくまでも、高校合格がゴールではなく、その先の大学進学に重きを置くなら

ば・・・・という前提です。

 

もし・・・無理して、背伸びして、合格した後は?

授業についていけなくなる・・・・

3年間、ずっ~と、下位に・・・・・と考えませんか?

 

高校へ入学したら、その後は、全員横一線です!!

 

トップで合格しようが、ギリギリで合格しようが、

あるいは、平均的な成績で合格しようが、

入学した後は、本人次第なんです!!

 

高校入試の結果と3年後のセンター試験の成績の相関表など、

上位高では、進路説明会の時に配布されるでしょう。

相関関係は、それほどありません!!

 

どの高校の先生たちも、

『高校入試の成績と高校3年間の成績には、相関関係はそれほど見られない!!』と

言ってます!!

 

実力養成会には、

東西南北、旭丘、釧路湖陵、帯広柏葉、北嶺、立命館の他

市内の中堅高の生徒にも数多く通ってもらってます。

 

 

このような生徒たちを直接指導し、

色々と話しているから見えてくる部分もあります・・・・

 

 

本人が、しっかりとした意識をもち、鋼の精神を持ち、

的確な情報をリアルタイムでゲット出来ていれば、

“環境の差” はどうって事はないのですが・・・・

 

現実は、そうも言ってられません。

 

 

同じ、朱に交わるなら・・・・・

どんな朱がいいのでしょうか?

 

数ある中の一つの意見として受けとめていただいたら幸いです。

 

 

 

 

本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。