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2024
7/4

◆実力養成会通信 第2647号 ”公立中3生の指導例” の巻

ニュース

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さぁ~、これが2次方程式の解の公式だよ~

しっかりと暗記したら、あとは数字を当てはめるだけだよ~

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まぁ・・・学校でも、塾でもこんな感じだと思います。

誰でも、簡単に解くためには・・・『暗記』と『あてはめ』

 

大手学習塾のハイレベルクラスでは解の公式の導出過程も指導してるようです。

 

ハイレベルクラスでも、そうでないクラスでも・・・

導出過程はしっかりと理解しておきたいところです。

 

何も考えずに、ごり押しで覚え、

ただ・・・あてはめるだけ・・・・これでは『解く』ではなく『作業』

 

あてはめるだけで・・・正解になってしまう・・・とても危険なコトだと思ってます。

 

 

まず・・・・前提として『平方根の考え方』を用いると、

(シンプルな形の)2次方程式は解ける!!

 

とは言え・・・すべて”お膳立てされた”形の式・・・

 

では・・・・”お膳立てされてない”形の式は?

自分の手で変形するしかない ➩ 平方完成

 

そこで・・・・『平方完成』の変形の仕方を勉強し、お膳立てなしでも、自分の手で、

形して解けるようになることが、テーマになります。

 

とにかく、中学数学は、2次方程式に限らず

お膳立て無し!!   でも解ける!!

自分の手で(アタマを使って) 解ける!!

この2点がテーマです。

 

さて・・・2次方程式以外でも、この変形方法がどのように生かされていくか?

その先を見せます!!

能力のある生徒に『先を見せる』ことは、とても大切なことです。

 

2次関数にしても然り、

等式、不等式の証明にしても然り・・・

『平方完成』という所作なしでは、話が始まりません。

 

 

この平方完成を広く一般化すると『解の公式』として活用できる!!

ことを体感させます。

 

さらには、『公式とは結果を切り取り、広く一般化したもの』と言うことを再認識させま

す。

 

ということで・・・・『解の公式』の話です・・・・

 

暗記してあてはめるだけ・・・とは絶対に指導しません。

 

試験に出る、出ない という基準でもありません。

 

教科書内容をベース(平地)として、それよりもほんの少し小高い丘に立って平地を展望す

ることも必要です。

見下ろすだけでなく、ときには魅力的な山々を見上げることも必要です。

 

 

高校生であれ、中学生であれ、このスタンスは変わりません。

 

普段から、このような指導を受けてる生徒と

暗記して当てはまる、という指導を受けてる生徒は、高校進学後の伸びが全然違います。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。