先日の『毎日の英作』より・・・・
『君はここにいた方が安全だ。ボクが助けを求めに行く』
【正答例】
You’ll be safer here. I’ll go for help.
go for help を『(人を)助けに行く』という意味でとらえてませんか?
実際は・・・『(人に)助けを求めに行く』です。
go と言えば・・・・・『go to 場所』ですが、
今回のように『go for 』という表現も多いですね。
toは前置詞で使うとき、ほとんどの場合『到達する』ことを意味しますので、
go to the station のようにtoの後ろには到達地点が来ます。
一方、for は『目標、目的』ですね。
go for が表すのは『ある目的達成のために、今いる場所から移動する』です。
ですから、go for の後には『場所』でなく『目的』が来ます。
go for の後ろに来る典型的な『達成すべき目的』は『a+動作を表わす名詞』です。
Let’s go for a walk.
『ひと歩き(a walk)』を目的に行く ⇒ 『散歩しに行く』
Go for the gold.
『金メダルを目指して行く』 ⇒ 『最高の結果を目指して努力する』
だから・・・・本問も、
人に助けを求めに行くわけですから『go for help』となります。
仮に・・・『誰かを助けに行く』なら不定詞の
go to help 人 になりますね。
『なぜ?』が分かれば、納得して落とし込めますね?
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

