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2021
6/14

実力養成会通信 第1885号 ”いかに「橋渡し」するか?”の巻

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例えば・・・生徒が30分かけて解く問題であれば、

私は、その倍の60分、勉強します。

 

指導者としての”勉強”とは、

『解ける』とか『解けない』という次元の話ではありません。

作問者の側に立ち・・・・・・・

 

この問題の主題は?

この問題の、各設問は、どのような意図で設定されてるか?

この問題を解くうえで、採点上の評価のポイントは?

この問題を解く上で、どんな知識、どんな技術が必要なのか?

この問題の解法のための切り口、着眼点はどこで、どこに着目すべきなのか?

 

このような角度から、その問題を”深堀り”します。

 

自分でも、そこまでやらなくても・・・・と思う時がありますが、

やっぱり・・・・『性分』なのでしょうね(笑)

 

 

 

さて・・・・本日”問題”はコレです!!

 

この問題の”テーマ”は、(2)を解くにあたり、(1)の結果を、どのようにして橋渡しするか?

つまり『橋渡し』です。

 

本科生と現役生の答案を見比べてみましょう!!

これが、私の”教材研究”です。

ある本科生の答案です。完答です!!・・・・・お見事!!

 

現役生の答案です。これもまた完答!! お見事です!!

 

 

模範解答は、こんな感じです!!

 

スイマセン・・・・訂正してお詫びいたします・・・

p1、p2・・・・それぞれ ”平方根” ⇒ ”3乗根” でした。やらかしました。

ゴメンナサイ。

 

 

記述答案の完成度という視点から見たら、

本科生の答案の方が、スキがありません。

しかし、この時期の現役生として、みたら、いやいや、あっぱれです!!

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。