実力養成会を選んだ理由
合格体験記
澤野太暉くん
早稲田大学 商学部/北嶺高校出身
指導教科:数学
2013年に実力養成会1期生として早稲田大学に合格した澤野くんからのコメントをご紹介します。
実力養成会に通う生徒のみなさま、保護者様、こんにちは。
早稲田大学商学部に指定校推薦で合格しました澤野です。
今回、実力養成会を含む僕の勉強と、指定校推薦という選択肢について、簡単にですがお話させていただきたいと思います。
実力養成会の指導とそこでの勉強について(数学)
まず、第一に、今野先生は素晴らしいです。本質を重んじ、ただ問題を解くことで満足するのではなく、問題の幹となる部分やその問題の背後に隠された意味を教えてくれます。僕は高校1年の時から教わりましたが、かなりの実力を養成することができました。
では、僕の実力養成会での勉強についてお話しします。
予習
僕は予習を非常に大切にしていました。数学は自分で論理を考えなければなりません。何もやらずに先生の説明を聞いていると、やり方の理解はできますが自分で考える力は身につきません。予め先生と相談して、次回の授業内容を決めましょう。そして自分の持っている知識を最大限活用し、問題と格闘してください。ですが、ここで長時間を割く必要はありません。5〜10分で方針が立たなければあきらめてください。これは決して無駄なことではなく、実践力をつけるには不可欠なことです。問題を多角的に捉え、さまざまな方法を試してみてください。
授業
実力養成会の強みの一つは、完全個別指導だということです。疑問点が生じるたびに質問してください。予習段階での疑問も全て解決しましょう。予習をしていないと、自分がどこを理解していないのか、ということも分からず、授業の効果が半減してしまいます。
復習
僕は、翌日と3〜4日後に復習をしていました。その場ではしっくりこなくても、1週間寝かせることによって理解できる、ということもあります。 何度でも復習する価値のある授業です。何度も復習しましょう。また、今野先生は数多くの別解を示してくれます。全ての方法を理解するようにしましょう。問題の多角的理解にもつながります。
その他
実力養成会に通っているからといって、学校の勉強を疎かにしないでください。最優先すべきは毎日ある学校の勉強です。実力養成会の勉強だけで学力がつくことはありません(実力養成会の指導が不十分だ、というわけではありません)。学校の勉強をきちんとこなしたうえで、指導を受けたほうがいいと思います。
推薦という選択肢について
僕は指定校推薦という制度を利用させてもらいましたが、受験には他にも、一般推薦、AO入試などさまざまな制度があると思います。推薦、AOに関しては、一般的に賛否両論があり、メリット、デメリットがある、と言われています。メリットは、合格可能性が上がる、高校3年間の努力の成果である、など。デメリットは、受験を乗り越える精神力が身に付かない、今までの受験勉強が無駄になる、などです。
正直、僕は当初、一橋大学を志望していました。ですから、早稲田大学への推薦を勧められたときは戸惑いました。理由は上記の推薦のデメリットが頭をよぎったからです。自分への妥協になるな、とも思いました。しかし、今ではそういった後ろ向きの気持ちが前向きな気持ちに変わっています。
今野先生や学校の先生、両親に「お前が3年間頑張った成果だから、自信を持て」とアドバイスをいただき、決断しました。今、言えることは、指定校推薦は逃げではない、ということです。自分の行きたい大学の推薦をいただくということは、並大抵のことではできないはずです。 今、推薦、AOを視野に入れている人は自信を持ってください。ただ、一つやってはいけないことは、どちらかに絞ることです。自分は推薦で行くから模試はどうでもいいや、とか、推薦取らないから学校の試験は悪くてもいいや、とかです。自分の可能性を自分で閉ざしてしまわないように、幅広く勉強してください。
まとめ
先述しましたが、今野先生には本当にお世話になりました。また、諏訪先生にも、授業を取っていないにもかかわらず何度か質問に答えていただきました。 この場を借りて感謝の意をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。実力養成会は自習スペースも充実しており、素晴らしい環境です。最大限活用して夢に向かって頑張ってください。僕自身も夢を掴むために、努力を重ねていきます。