実力養成会を選んだ理由
合格体験記
瀬戸皓基くん
三重大学生物資源学部合格
札幌日本大学高校出身
私が第一志望に合格できたことには理由が確実に存在すると思います。まず、私は高校2年生までは本気で勉強したことがあまりなく、与えられた課題もきちんとできませんでした。しかし、高校2年の3月に、このままじゃ国立大なんか到底狙えないと思い、その瞬間から自分の中のエンジンをかけました。
私はその当時、数学以外人並みの成績ではなかったので、全て基礎から始めました。私は家で勉強する習慣がなかったので、とにかく自習室にこもるようにしました。受験生で大事とされる夏休みは、夏休み明けの模試に向けて目標を立て猛勉強しました。夏休み明けの模試はある程度達成できたので、その後の勉強のモチベーションが上がりました。冬休み中も絶対自分は合格するという気持ちでずっと追い込みをしました。そして志望校に合格することができました。
自分自身受験を通じて努力は裏切らないということが経験できてとてもよかったと思います。受験を通じて確実に成長することができました。
お母様 : 瀬戸 敏江さん
今でも合格に驚いています。
高校2年生までは、志望校への合格なんて手の届かない目標だと思っていました。昨年3月に実力養成会のHPへの出演をきっかけに躍進が始まったように思います。
普段家では、それほど深く話し合うことはないのですが、今野先生を交えて、親として私がどう考えているのか、自分はどうしたいのか、先生は自分をどう評価しているのか、カメラやインタビュアーの前で、しかも公開されてしまうという状況で本人は真剣に受け止め、考えたと思います。
志望校や志望学部は、すでに中学生から意識を持たせたこともあり、高校2年生までにはほぼ決まっていたので、あとは成績のみ。まずは生活を見直すことから始まりました。大学ではとにかく一人暮らしをさせようと決めていたので、できるだけ自分1人で考え、行動できるよう心がけました。
学習面ではよいお友達に恵まれたこともあり、できる限り学校の自習室で、まず平日は夜8時まで勉強するというスタイルで受験生のスタートを切りました。どうなることやらと半信半疑だった私も頑張っている本気の息子を見て、成績についてはとやかく言うまい、合格だけを信じようと決めました。
模試もはじめは点数が伸びず、もやもやしたようでしたが、良い時は共に喜び、悪い時は励まし、決して否定の言葉はかけませんでした。たとえ行きたい大学に届かなくても、学びたいことだけはぶれることがないよう、それだけは譲ってほしくはなかったのです。万が一、大学受験で失敗しても、その後の人生が揺らぐことがないようにと考えたからでもあります。夏休み頃には顔つきもどんどん変わり、その努力は私から見てもすごいなと思いました。
国立大の推薦については、志望大学、志望学部のセンター試験を要する公募推薦に出願しました。試験内容は面接・出願書類300点とセンター試験700点の合計点です。志望校を早くから宣言していたためか、高校2年生の担任の先生より推薦を勧められ、春休みからテーマを決め、意識づけのためにと志望理由書を少しずつ書き始めました。実際、出願時期の10、11月は模試のラッシュでもあり、自己アピールや志望理由書を書く時間があまりなかったため、こちらも早いスタートが切れたように思います。
面接は10分ほどの短いもので、学校のことや普段のことを聞かれたようです。センター試験では初日の文系科目はなんとかできたものの、2日目は得意とする数学に逆に緊張してやや失敗しました、本番は必ず緊張するものであり、失敗はつきものなので、なんとか2日間を無事に受験できたことにほっとしました。センター試験の翌日からは気持ちをすぐに2次試験へと切り替え、毎日変わらず朝8時には家を出て自習室で一日を過ごしていました。
その集中ぶりは、推薦合格発表日を忘れているほどでした。実際、評定も悪く、特に目立った活動もなかったので、センター試験の得点だけの勝負で推薦合格できるとはとても思えませんでした。
その日も夕方から今野先生の授業を受け、いつも通り夜9時過ぎに帰ったところへ、「今日は発表だよ」と告げて一緒に確認しました。受験番号を見つけた時はうれしくて私も声を上げて泣きました。学校に感謝、今野先生に感謝、お友達に感謝です。
卒業を機に名古屋へ引越なのですが、この土地で出会った皆様には数えきれないほどの大切なことを教えていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。実力養成会の塾生のご活躍を心からお祈りいたします。