ほぼ円錐形の均整の取れた蝦夷富士と称される羊蹄山。
臨時教員の頃、全校生徒24名を引率して登山しました。
保護者を始め地域(部落)の人たちも参加する夏の一大イベントでした・・・・
前日の朝、比羅夫コースから登り、およそ8時間かけて山頂へ。
山小屋で一泊し、ご来光を仰いで真狩コースを降ります。
当時一番若かった私は、山小屋で食べる食材、水関係一式背負ってました(泣)
20~30キロはあったと思います。
当時の思い出のスナップです。
ここは8合目です。雲が下に見えます、後ろは真狩上空です。
さすがに背中のリュクが重そうですね・・・
結果として・・・4年連続です。
南高山岳部もびっくりの超ハードな登山でした(笑)
だからこそ・・・・羊蹄山は私にとって、とても思い出深い山の一つです。
この名の由来はなんと・・・・『日本書紀』に登場する『後方羊蹄(しりべし)』
ここから地域名の後志と後方羊蹄山の名がついたと言われてます。
日本書紀には7世紀中期に阿倍比羅夫将軍が後方後志に役所を設けました。
比羅夫将軍もこの山の美しい姿に感動したという記述もあります。
ここの絶景スポットから眺める羊蹄山も春を迎え、とても穏やかです。
ちなみに、こっちはニセコアンヌプリです。
羊蹄山の山頂からは、
5号線を挟んで向かいはアンヌプリ。
東は狩場の山々。
目の前には内浦湾が鮮やかに広がり、駒ヶ岳がくっきり。
東には日高山系。
北東には大雪山系。
360度の大パノラマは今でも脳裏に焼き付いてます。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。