ご存知、さぶちゃん『北の漁場』!!
“男漁師の生きざま”を歌った、昭和演歌の代表曲の一つです。
私のカラオケのレパートリーの一つです(笑)
ブルートゥースのお気に入りに入れてます!!
ドライブの時なども、よく聞いてます。
でっ!!
聞けば聞くほど・・・・歌詞が”深いっ!!” このように思います。
知らないヒトには、これほどの歌詞は書けない!!
私も学生時代、2か月間ですが、2年連続で漁師さんの家に住み込でバイトさせてもらっ
た経験があります。だから・・・・分かるんです(涙)
これは、作詞家さんの書いた歌詞ですが、
漁師さんたちのリアルな生き様そのものであり、漁師さんたちの応援歌そのものです。
今さらですが、漁師の人たちは、この曲を聞くと、魂が揺さぶられることでしょう。
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【1番】
命、温めて(ぬくめて)、酔いながら
酒を回し呑む
明日の稼ぎを
夢に見て
腹にさらし、巻く
海の男にゃよ
凍る波しぶき
北の漁場はよ
男の遊び場さ
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『酒を回し呑む』
➩極寒の北の海では、酒を飲んでも、酔いません!!
ですから・・・・漁に出るとき、仲間と”体を温める” そして”これから戦闘開
始!!”という儀式の意味も込めて、仲間とコップ酒を回し飲みします!!
『腹にさらし、巻く』
➩特に、漁師の人たちは腰をかばいます。だから、”かばう”という意味でさらしを巻きま
す。と、同時にさらしの中に貴重品だとか入れたり、亡き家族の写真だとかを”お守り”と
して入れてたりします。つまり、さらしを巻くことで、一種の気合注入、腹をくくる的な
意味合い、儀式でもあります!!
『男の遊び場さ』
➩『2番の歌詞』にもありますが、海は、時には牙をむきます。命を落とすこともありま
す。それほど過酷な場所。しかし・・・”明日の稼ぎ” をゲットできる場所でもあります!!
そんな”場所”は漁師さんにとっては、ある種の”ハラハラドキドキ”感満載、冒険心をくす
ぶられる場所でもあります!! それを『男の遊び場』と表現したのでしょう・・・・
見事なワードです!!
漁師さんの気質を知ってる人でなけりゃ、この”ワード”は出てきません!!
いゃぁ~・・・・ふ、か、い!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
【追記】
漁師の人たちは『忙しい』なんて言いません。予備校講師、塾講師がどんなに忙しいと言っても、そんなの漁師の人たちから見たら、笑ってしまうレベルです。