なんで、厚沢部町の人里離れた山の奥に『松前城』の桜が?
答えは・・・
『館城』です。
そもそも・・・『館城』は、箱館戦争の直前に松前藩により築かれた城です。
新政府軍に追われた旧幕府軍の北海道上陸に備えて、松前城に代わる新城として松前より
さらに内陸部のこの厚沢部町に建設されました。
その際に松前城から桜も運んでた、という話です。
しかし、築城後わずか2か月で旧幕府軍の攻撃により焼失しました。
現在は、堀、土塁、礎石等が残されてます。
『国指定』の史跡となってます・・・・
戊辰戦争の最後となった”箱館戦争”
ここでも多くの先人たちの血が流れました・・・・
北海道には、このように教科書には載らない、独特な”歴史”があります・・・・
このような歴史的背景を知ったうえで改めて、桜を見ると・・・・・
なんとも言えなない、趣があり、色々とこみ上げてくるものがあります。
松前城よりも、ここの館城が桜の観光名所になってたかもしれなかったのです。
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。