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2017
1/27

某大学の採点業務について・・・・・・

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国公立2次試験・・・・・・・

ある大学の採点業務の一部・・・・紹介させていただきます。

 

例えば・・・・ある大学の理系学部の入試問題の場合・・・・

ひとりの採点委員が原則一人で、大問ひとつのすべてを採点します。

ですから、大問ごと、原則一人の採点委員が全受験者の答案を採点します。

複数の採点者が行うと厳しく採点する人と甘く採点する人が出てくるので受験者の不利を

無くすためです。

このようにして、何千枚もの答案を採点し終えると、今度は、他の採点委員が全てチェッ

クします。評点の指針に照らし合わせて、一枚一枚細かく目を通します。

それが終わるとさらにもう一度執拗にチェックします。『採点の正確さ』を徹底追及しま

す・・・・・・・・・・・

この作業を4日~5日で行います。

受験生も勿論、真剣。採点委員(教授、准教授)も、真剣なんです。

 

採点が全て終了すると、今度は、合格判定のための『教授会』に向けた諸準備です。

国立大学であれば、合否判定用の資料は事務方が作成してくれます。

 

まぁ、こんな感じで、各国公立大学では、採点作業が行われるのです。

 

 

どこの大学でも、基本的には、『採点』は善意の気持ちをもってしてくれてます。

 

皆さんが、考える以上に、採点する先生たちは、『点数をあげよう』という気持ちで採点してくれてます。

 

そりぁ、答案の表現のしかたは、十人十色。

表現の仕方よりも、解答を導く”論理構造”を見てるんです!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。