さぁ~冬本番、冬を乗り切る準備はもうおすみですか?
と、言うことで “寒さの懐かしい思い出” を書かせていただきます。
さて、当たり前のことですが、学校は『勉強』だけを教えるところではありません!!
子どもたちが社会でしっかりと自立し、世のため、人のために、社会で活躍し貢献してい
けるよう心身の発達を支援すること!! これが学校の使命です。
そのために、人格の形成、個人の能力を伸ばしたりなどなど・・・・・
学校がやらなきゃならないことはそりゃ~もう、色々と、モリモリあります。
そのために、色々な学校行事が明確な意図をもって、年間を通して組まれてます。
ですから『学校 = 勉強』 ではありません。
『勉強』は、学校の持つ数ある使命の中の一つ。
また、その地域、地域で、
その学校ごとに、こういった教育目標を達成すべく、独自の取り組みがなされてます。
実にいろいろとあります!!
全校生徒24名。
校長先生は、今でいうところのいい意味で”健康オタク”でした。
校内では、1年中、裸足、・・・・・もちろん教職員もです。
そして、冬期間は『乾布摩擦』
奥ニセコの凍てつくような寒さの中、体育館で、全校生徒で上半身裸になり、乾いた布
で、背中をゴシゴシ・・・・・・
中には、発達の早い女子は、胸がぷっくりしてる子もいましたが、そんなのはお構いなし
でした(笑)
もちろん・・・・・今なら、訴えられるレベルです。
40年前のニセコの僻地校では、当たり前のことでした。
当時、一番若かった私は、校長先生とともに11月~3月まで毎日、乾布摩擦をしてまし
た。
『慣れ』とは恐ろしいものです。
冷たさも感じなくなり、子どもたち(私も含め)は、
日に日に『野生児化』していきました。
だから風邪をひく子は一人もいませんでした!!
もちろん・・・・猛吹雪でも学校を休む子もいませんでした。
この冬期間の『乾布摩擦』により、子どもたちは、肉体的にも、精神的にも、大きく成長しました。もちろん私もです。
余談ですが・・・
猛吹雪の時は生徒たちは『歩くスキー』で登校してました。
豪雪地帯なのでその方が歩くより圧倒的に早いしラクなんです(笑笑)
時代が変わった、と言えばそれまでですが、
世の中、便利になればなるほど・・・・・
大切な何かが失われていくような気がしてなりません。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。




