欧米人は、とにかく『ありがとう』とよく言います。
『ありがとう』と言わない日はないみたい。
例えば、買い物をするとき・・・・・・・・
“自分にピッタリなものをチョイスしてくれてありがとう”
レストランで食事をするとき・・・・・・・
“おいしいお食事をありがとう”
空港でチェックインの手続きをするとき・・・・
“親切に対応してくれてありがとう”
このように、ただ漠然とした『ありがとう』ではなく、
『あなたの~~~に対して、ありがとう』なんです。
だから、『Thank you for ~~~』 ですね・・・・
どんな職種であれ、相手の仕事ぶりに敬意を表するのがスタンダードなんです。
日本人って、その仕事、仕事で、色眼鏡でみますよね・・・・
欧米人は、そんなの関係ないんです。
どんな仕事であれ、その人の真剣さをみるんです・・・・
その上で、
何々のおかげ。
誰々のおかげ。
このように、感謝の気持ちを言葉で具体的にしっかりと伝える。
格好いいと思いませんか?
実に、素晴らしいと思います。
だから・・・・・
英語で『感謝する』って表現は、いろいろなシチュエーションに応じて、実に驚くくらい
数多くあるんです!!
例えば、『Thank you』 の他にも・・・・・・・・
『appreciate』『admire』『acknowledge』『grateful』まだまだあります・・
買い物してる時、レストランに行った時、空港でチェックインの時・・・・
日本人の感覚からすると、
お金を出してるんだから、当たり前・・・・って発想なんでしょう・・・・
意外と、仏教とキリスト教の違いってもあると思うんです・・・・
まぁ、文化、国民性からくるもんなんでしょうね。
英語圏の国々は、その昔、侵略戦争、植民地政策・・・・・
そういった”負”の歴史の過程で
言語・文化の異なる人たちが一つ屋根の下(同じ国)で生きていかなければならなかった。
そのために、まずは、意思疎通!!
何をするにしても、まず『感謝』の意を表する・・・・ここだったんでしょう。
一方、日本は、単一民族国家・・・・・・
鎖国という歴史もありました・・・・・・
『俺の目を見ろ、何にも言うな』的文化が根付いてるからこそ?・・・・・
それは、それで日本独自の素晴らしさ、奥ゆかしさです・・・・・・・・・
とはいえ・・・・・
いつでも、何に対しても感謝の気持ち『ありがとう』って言えるのはとても素敵なこと。
『ありがとう』って言葉は、言った方も、言われた方も、悪い気はしませんしね。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。