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2015
8/3

無理を承知のチャレンジ・・・・その時、親御さんは、どうアドバイスしますか?

ブログ

先日、「ホームページを見て・・・・」ということで、ある浪人生のお母様からご相談の

お電話をいただきました。道内にお住いの方です。

個人が特定されなければ・・・という条件付でこのブログで

ご紹介させてもらうことのご了承をいただいてますので、この相談についてご紹介させて

もらいます。

 

娘さんは、国立医学部志望の多浪生です。

とにかく、「がんばり屋さん」です。

しかし、合格は99%無理です・・・・・

お母様も、それは、うすうす、承知しているようでした・・・・・

娘さんも、引くに引けないところまで来ています。

「意地」だけでここまで来てます・・・・・

皆さんなら、娘さんへどうアドバイスしますか?

 

このお母様は、娘さんの意志を尊重されてます・・・・

誰も、娘さんの医学部への夢を、どうのこうのは言えません。

その上で・・・という事なんですが・・・・

合格か不合格か・・・というくくりで言えば、不合格です・・・

もちろん、ここまで言い切るには、「明確な根拠」があります。

それは、ここでは、割愛させていただきます。

 

親御さんとしては、大変、難しい立場だと思いますが、

達成可能かどうか・・・・これは、ハッキリと伝えてあげた方がいいです。

10年かかっても、合格は無理です・・・・ある部分を変えない限り・・・・

 

現状では、達成が無理・・・・では、どうしたらいいか?

無理を承知で、このまま走らせますか?

本人が諦めるまで待ちますか?

 

心を鬼にして、娘さんに事実を伝えてあげた方が良いです・・・とアドバイスさせてもら

いました。それを聴いて、諦めるかどうかは、娘さんの意志です。

 

娘さんの頑張る姿をいつも見て、見守ってきたであろう親御さんの「親心」が結果

として今の状況を作り出してます・・・

 

実は、「見守ってきた」と表現しましたが、正直に言うと「背を向けてきた」、もっと

言うなら「現実と向き合ってこなかった」と言った方がいいでしょう・・・・

 

なんとも、悩ましいご相談でしたが、

中3生の娘と中1生の息子を持つ父親としても、他人事とは思えない、とても重たく、胸の

締め付けられるような、ご相談でした。

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。