実力養成会のある会員の保護者の方からお聞きした話です。
ご近所の塾の話です。
そこの講師の方が生徒にテストの予想をして、それが外れて坊主になったとか・・・・・
もし、これが事実だとしたら、
この講師の方のとった行動については、ご自身のご判断なので私がとやかく言う立場では
ありません・・・・・
しかし、保護者の立場としたら、そんな『パフォーマンス』いらないから、
ちゃんと子供の成績を上げて・・・・・・となりますよね!!
今日は、この『パフォーマンス』について、思うところを書かせていただきます。
毎年、塾、予備校講師の授業力を競う、全国レベルの『模擬授業大会』が実施されていま
す。
私も、数年前、『高校2年生を想定した階差数列の授業』でオープン参加ということで、
エントリーさせていただきました。
結果は、予選リーグで敗退でした。
同じ予選グループには、他は、小6生、中2生、中3生を対象とした授業をされた3名の
先生たちがいらっしゃいました。
たしかに、このような全国規模のイベントはとても有意義で価値のあるものですし、
今後も、ドンドン発展していってほしいと願っています。
しかし、年々、参加講師の授業そのものが、パフォーマンス化していき、
いかに、魅せるか?・・・・・が入賞のポイントになってるような気がしてなりません。
すなわち、
いかに、インパクトを与えるか?・・・・
どれだけ、見てる人(審査員)を魅了するか?
いかに、見た目があざやかな、”板書” をするか?
授業は、ある種のエンターテーメントという立場にたつとしたら
いかに魅せるか?・・・・・・・大切な要因ではあると思います。
しかし、塾・予備校は、生徒の点数をあげてなんぼのシビア―な世界という立場に立つと
すれば、他にも、いろいろな審査の仕方、切り口、があってもいいのでは?
と思った次第です。
まぁ、この部分に関しては、人それぞれの見方、考え方があるので、
私の捉え方が、正しいとは思っていませし、数ある中の意見のひとつでしょう。
あの林先生は、この本の中で、パフォーマンスについて、まさに、
次のようにおっしゃてます。私も全く同感です!!
予備校業界の中で生き残っていくには?・・・・この問いに対し、林先生は・・・
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ごく簡単なことです。いい授業をする、ただそれだけです。
妙なパフォーマンスなど一切不要。生徒が満足し、受講したいと思い、受講したことで
成績が上がる!! そんな授業をするだけです。
僕は世間的に『パフォーマンス』と言われてるような事が大嫌いなんです。
つまり、授業の内容こそがパフォーマンスであって、それ以外の『いわゆるパフォーマ
ンス』と言われることはまったく不要なんです。実績と経験のない講師がやりたがるん
ですね、妙なパフォーマンスを(笑)
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私は、個人的には、
林先生の言う『授業の内容そのものがパフォーマンス』という言葉が全てだと思います!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。