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2019
3/6

★『用意』と『卒意』

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私たちが、普段、何気なく使っている『用意』という言葉。

 

 

実は、茶道の用語だったんです。

 

 

茶道の用語に『用意』『卒意』があるそうです。

 

 

『用意』とは、お茶を飲む人をおもてなすために、

お茶をたてる人があらかじめ行う準備の事を言います。

 

 

もう一方の『卒意』とは、主人のもてなしに応えるために、

客人に求められる心構えや行動の事を言います。

 

 

おもてなしというのは、『主人の用意』と『客人の卒意』とが相互に作用して、

初めて成り立つものです。

 

 

相手の気持ちになって気を配り、誠意を込めて、もてなそうとする『用意』と

それに対する気持ちを行動で示す『卒意』が相互に作用しあってこそ、

心地よい空間や時間を生み出すことが出来るのでしょう。

 

『おもてなし』の原点は、ここにあったんですね。

 

 

受験勉強に置き換えてみましょう・・・・

 

塾や予備校が、もしくは、先生たちが自分に何かをしてくれることだけを期待し、

受け身の姿勢、他力本願的な姿勢でいるのではなく、

今、自分は何が出来るか?

何をしなくてはならないのか?

を考える事が極めて大切です。

 

 

ヒトやモノに頼り過ぎてはいませんか?

 

 

受験勉強で一番大切なものは、君自身の『主体性』です!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。