私たちが、普段、何気なく使っている『用意』という言葉。
実は、茶道の用語だったんです。
茶道の用語に『用意』と『卒意』があるそうです。
『用意』とは、お茶を飲む人をおもてなすために、
お茶をたてる人があらかじめ行う準備の事を言います。
もう一方の『卒意』とは、主人のもてなしに応えるために、
客人に求められる心構えや行動の事を言います。
おもてなしというのは、『主人の用意』と『客人の卒意』とが相互に作用して、
初めて成り立つものです。
相手の気持ちになって気を配り、誠意を込めて、もてなそうとする『用意』と
それに対する気持ちを行動で示す『卒意』が相互に作用しあってこそ、
心地よい空間や時間を生み出すことが出来るのでしょう。
『おもてなし』の原点は、ここにあったんですね。
受験勉強に置き換えてみましょう・・・・
塾や予備校が、もしくは、先生たちが自分に何かをしてくれることだけを期待し、
受け身の姿勢、他力本願的な姿勢でいるのではなく、
今、自分は何が出来るか?
何をしなくてはならないのか?
を考える事が極めて大切です。
ヒトやモノに頼り過ぎてはいませんか?
受験勉強で一番大切なものは、君自身の『主体性』です!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。