6年間中高一貫校に通って、1浪・・・・・
点数がなかなか、思うように伸びず、頭打ちをくらったまま・・・・
かたや、
中学、高校と地元の公立校に通いつつ、今年、受験・・・
めきめき点数を伸ばし、まさに、加速度的な伸びを見せる!!
このような、”悩ましい” 現象は、実は、特異なことではない。
なぜ、こんな、皮肉な「逆転現象」が起きてしまうのか?
保護者は、将来の、大学受験を想定して、我が子を中高一貫校へ通わす。
中高一貫校が、東大を始めとする超難関大学の合格実績が圧倒的に良いのは周知の事実。
しかし、それは、首都圏、関西圏に限った話。
頭抜けた学力を有するなら、中高一貫校は、さらに、学力を伸ばしてくれる。
しかし、「学力を伸ばす」という立場に立てば、
中途半端な、学力で、中高一貫校へ行くくらいなら、公立で6年間過ごさせた方が、絶対
に有利だ。
難関大学合格 = 中高一貫校が有利
この図式は、「生徒個々の能力が備わっている」という前提条件があっての話。
難関の中学入試に合格したのだから、「能力は備わっている」ということになるのだが、
それは、明らかに違う!!
小手先のテクニックだけで、くぐり抜けただけの話。
中学受験のプロの先生たちの指導力のおかげ・・・・・・。
合格した後は、学校に任せば、6年間は安泰・・・・・・
という安易な保護者はいないが、合格後の殺人的なカリキュラムに対応し得る
生徒個々の能力が備わっていなければ、結局は、「頭打ち」をくらう・・・・・
学校の授業スピードについていけず、消化不良のまま、ドンドン時間だけが過ぎていく。
「慢性消化不良」の6年間の代償は想像以上に大きい。
気付けば、公立校の生徒に、ドンドン追い越されていく・・・・・・
小学校時代は、学力は、自分より、劣っていた生徒にすら追い越されてしまう・・・・
本人、保護者にとって、どれほど、屈辱的なことか・・・・・
何のための6年間?
こんなはずじゃなかったのに・・・・・
まさに、「時、既に遅し・・・」
このような現実を目の当たりにすると、
果たして、中高一貫校は、本当に、ベストなのか・・・・・
考えどころである。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。