日本史を指導させてもらう上で、私が大切にしているのは
『すべての事象に理由、根拠がある!!』と言うことです。
これは、地理、倫理政経にだって、当てはまります!!
生徒に地歴公民の一問一答の口頭チェックを真剣に10年近くやっていると、
そりゃ・・・・・誰だって詳しくなっていきますよ(笑)
【一問一答口頭チェック・・・・こんなイメージです】
気付けば、こんな私でも、センターも8割はコンスタントにとれるようになってます。
(日本史は、ほとんどノーミスです、悪くて1問ミス)
ということで・・・・・・以下は、先日のある生徒との”センター地理B一問一答”口頭
チェックの一場面です、なお、この生徒は北大(文系)志望で、来週の全統マークで地理B
の目標点は90点の生徒です。
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火力発電の割合の高い国は?
⇒『中国、インド、オーストラリア』
これらの国が、なぜ火力発電中心か?
⇒国内で石炭が産出されるから、安価な石炭が豊富にあるため
同じことがサウジアラビアでもいえます。石油が豊富だから、火力発電が中心!!
じゃ、何でノルウェーは水力発電? 北海油田だってあるし、天然ガスだって豊富だよ?
⇒『・・・・・・』
環境を考慮しての事さ!!
日本も火力発電中心だけど、日本って資源とれる?
日本は資源が少なく、燃料費はバカ高い!!
実は・・・・日本に限らず、ドイツ、アメリカも火力発電中心!!
水力発電は、ダム建設に膨大な費用がかかる。
原子力発電は、危険も伴うし、何せ誘致が難しい。
地熱発電・風力発電は、場所がある程度限定される。
一方、火力発電は、建設費は比較的安く、
煙突からの煙も『脱硫装置』(←昨年の全統マーク模試で出題)で
ある程度軽減できるようになった!!
ってことで・・・・他日本、ドイツ、アメリカは、他がないので、『火力発電を選ぶ
しかなかった』ってことさ。
なぜ、火力発電か?・・・そこにも、明確な理由、根拠ってのがあるのさ。
地歴公民も、このように、しっかりと生徒に取り組ませてます!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。