〇、△は整数です。
〇 + △ = 5
さて・・・〇と△は?
〇=0、△=5
〇=1、△=4
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以下、ずっ~と続きます!!
答えのカップルは、無数にあります(泣)
〇 = 5 − △ しかも 〇、△は整数ですもね・・・
ところが・・・・・
〇 × △ = 5
となると、どうでしょうか?
〇、△は整数です・・・・
〇=±1 △=±5
もしくは
〇=±5 △=±1
あらら・・・・足し算(〇+△)だと、答えの組は無数!!
掛け算(〇×△)だと、一瞬のうちに、答えのカップルを絞り込めてしまう!!
余り、気にかけてはいなかったと思いますが・・・
足し算の式よりも、掛け算の式からの方が、このように
有益な情報をゲットしやすいんです!!
もちろん・・・足し算にだって、足し算なりのメリットはありますが、
高校数学というか、数学の世界においては
やっぱり、掛け算からの方が、様々な情報をゲットできるんです。
だから・・・・
足し算の式を掛け算の式に変形すると・・・・・・
足し算では、見えてこなかった情報も
掛け算にすることで、見えてくるってこともあります。
具体的に言えば・・・・・
方程式を解く!!
不等式を解く!!
領域を考える!!
等式、不等式の証明をする!!
三角関数の和積、積和の公式もこのジャンルですね?
これらは、全部
足し算 → 掛け算 として考えますね?
因数分解ですね?
高校に、はいって、すぐ因数分解を勉強するのは、こんな理由からです!!
因数分解って、数式をテクニカルにいじくる・・・・って思いがちですよね?
因数分解・・・・実はこんなに役に立つんですよ(笑)
今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。