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2016
1/12

実力養成会通信 第218号 ”センター直前、お父さん・お母さんへのアドバイス” の巻

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、

総合進学塾宇都宮スタディーフィールドのみなさん、八雲のG君、こんにちは。

センターまで、

あと、4日です。

 

昨日の通信では、生徒へ、直前期の勉強についてアドバイスさせていただきました。

今日の通信は、会員のお父様、お母様への「アドバイス」ということで、書かせていただ

きます。

私自身も、実は、長女が、高校受験です。

皆さんと同じ、受験生の親です。皆さんへ「アドバイス」というのも、おこがましいので

すが、今までの36年の指導経験を踏まえて、書かせていただきます。

 

 

良い親子関係が受験生を支える力となります。

 

 

①常に”見守る”というスタンスでいる。

お子さんを信じましょう!! 心配のあまり、ついつい口を出したくなる気持ちは分かりま

す。自分のことは、自分が一番よく知っています。そっと黙って見守る強さを持ちましょ

う。

【よくある事例】

「そんなにテレビ見てていいの?」

「最近、どうなの?」・・・・・・ついつい口に出しがちです。子供が心配というより、

お母様自身の心配や不安を子供にぶつけてませんか?

 

 

②どんな時も ”凛” として振舞う・・・感情に振り回されない

親というのは、とかくいつまでも我が子を子供だと思いがちですが、大学受験をしようとしているお子さんは、もう小さなこどもではありません。自分の意志で行動する立派な大人です。

お母様の「そわそわ感」「イライラ感」「不安感」は、お子さんに伝染しますよ!!

 

③どんな時も、”一貫性” のある対応を心掛ける

言っていることが、ころころ変わる。言っていることと態度が違うなど、一貫性のない対応は、全くの逆効果になります。

どんな時でも、一貫性のある対応をこころがけましょう。

【過去の事例】

3者面談の時、保護者(お父様)が、子供に、向かって「先生と親の前で、何でも話してごらん」子供が話した後で一転、「お前は、そんなこと考えていたのか(怒)」

この後、3者面談は、「修羅場」と化しました。最悪のケースです(実話です)

 

 

お父さん、お母さん、共に、頑張りましょう!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

【追記】

親の出来ることは、何でもしてあげたい・・・・気持ちはわかりますが・・

具体例をひとつ

「子供にとって居心地のいい人間関係だけを与える」

こういった子供は、付き合いやすい人としか付き合わなくなります。

面倒なことを避けて通るようになります。

自己主張をすることも知らず競い合う気持ちや方法も知らずに育ちます。

人は異質の人との衝突を通して痛みや危険を避けることを学びます。

これが他人に対する「優しさ」になります。

「親の出来ることは、何でもしてあげたい」という気持ちが結果として

「生きる力」を持たない子供に仕立て上げてしまうのです。

 

このように何でもかんでも、「手を差し伸べすぎる」のは、本当にマズいです。