実力養成会には、現在、中高一貫生が9名いる・・・・・・
北嶺、立命館(含SP)、光星、藤女子の生徒たちだ・・・・・・・
我が家の長女は、公立中 ⇒ 公立高
愚息もまた、公立中 ⇒ 公立高
たまたま、自宅が手稲区のはじ・・・・・
地理的な要因もあり、中高一貫校は、子供たちは、考えていなかった。
でっ・・・・・当たり前のように、公立中学校だった・・・・・
これが、もし、本人たちが希望してたら、別な展開になってたであろう。
『中高一貫校は高校受験がないので、早い段階から大学受験に特化できる』
これは、あちこちで言われてること。
しかし、これは、枝葉の部分でしかない・・・『木を見て森を見ず』そのもの。
中高一貫校の最大の魅力は・・・・次の3点に集約されると思う。
①縦のライン
②学習カリキュラムと様々な研修プログラム
③教員
すなわち、公立中、公立高にはない、環境が用意されてるということだ。
私も、北嶺さんで色々とお世話になった・・・・・
また、長年、中高一貫生を指導してきたからこそ、納得できる部分だ。
私見だが、数学を教えるという立場で言わせてもらうと・・・・
中高一貫校のメリットととして一番に上げたいのは『カリキュラム』だ!!
まず・・・・・これが北嶺中・高で採択している数学の教科書だ。
中学、高校で学ぶ数学を領域ごとに体系化し、効率的な学習ができるということだ!!
塾関係者でも、勘違いしてる方が多いが、
一貫校 ⇒ 授業スピードが速い ⇒ 高3は受験に特化できる
ではない!!
事実は・・・・
一貫校 ⇒ 中高の数学を体系的に効率よく学習できる ⇒ 高2で終了できる
とはいえ、授業スピードは当然速いが・・・・・
一貫校では、中3で、三角比 ⇒ 三角関数 を学習する!!
これが教科書の目次!!
実に効率よく、構成されてるのがわかるだろう・・・・
北嶺を例にとろう・・・・
公立の中3生が高校入試の頃、
北嶺の中3生は、第5回定期試験に向けて、
教科書、オリジナル(教科書傍用問題集)で
三角比、三角関数をひたすら勉強してるってことだ!!
あの東光ストアーの奥に、一般ピーポーの想像を超える世界があるってことだ。
さて・・・・・話を本題に戻そう。
今、まさに、日本の教育制度は大きく変わろうとしている。
具体的には、
9年間の義務教育期間を『4+5』『4+3+2』なども検討されてる。
いま、小学生、中学生の遊びは我々が育った時代とは180度異なる。
我々は・・・・・・年上の友達、年下の友達との遊びを通して、
尊敬や思いやり、そして、子供社会の中で人間として生きていくルールを学んできた。
やはり、同じ年齢の集団の中では、友達から得られる知識の量だとか経験は限られる。
小中高の12年間は、子供の人間力を育む上で貴重だということは言うまでもない。
特に、中高の6年間・・・・友人からの影響力は、はかりしれないものがある。
ここに、中高一貫校の意義そのものがあるものと思う。
筆者が一番言いたかったことだ!!
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。