主に、ビジネスの世界の話になりますが・・・・・
何かを頼まれたときに、日本人って、
『できるか、どうかわかりませんが、最善を尽くします』 って良く言いますよね。
例えば、・・・・・・
シドニーである国際学会がありました。
そこへ代理出席したAさん。
シドニー大学の超有名な先生から、ある依頼を受けました。
Aさんは、代理の身。
日本人的な感覚でついつい・・・・
I don’t know if I can do it , I’ll try my best .
“できるかどうか、わかりませんが、がんばってみます”
と言いがちです。日本人は、こういう時、必ず『if』になるんです。
【できるかどうかわからない】
↓
【できないかもしれない】
↓
【できなくても、怒らないでね】
と受け取られます。
ここは、シドニーです・・・・・・・・・・
ましてや、超偉い先生の代理の身。
Aさんは、次のように言いました。
Well, OK!! I’ ll manage it somehow.
う~ん、わかりました。なんとか、やってみましょう
外国の人は、こう言う時は、必ず『manage』になるんです!!
すなわち、まずは、いったんすべてを引き受けます。
前置きはしません・・・・・・・『if』じゃないんです!!
できないかもしれないのに、引き受けることは、逆に相手にとって失礼!! こう考えます。
最悪、出来なかったとしましょう!!
そのときは、まず「ごめんなさい」からなんです。
そのあとに、出来なかった理由というか事実を報告するんです。
言い訳ではないんです。「事実公開」なんです。
まぁ文化の違い・・・といえばそれまでですが・・・・
ウダウダ言わず、一つ返事で
『わかりました。やりましょう!!』
こんな言い回しに、男気を感じます!!
Aさん・・・・今、必死になって、この頼まれごとを頑張ってやっているそうです・・・・・
(大学祭どころじゃありません・・・・・・)
周りの人は、「自分で自分の首絞めて・・・・」と冷ややかな目でみてます・・・・・
しかし、私は、そんな、Aさんが大好きです。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。