大泉洋演じる“源頼朝”・・・・・
なかなか”いい味”を醸し出してますね・・・・・
特に、義経とのああいった形でしかできなかった”再会”
頼朝の無念さが画面を通して伝わりましたね。
とは言え・・・あくまでも、ドラマの中での話・・・・・
実際は・・・・・
もっと、もっと、冷酷で血も涙もない”屈折した性格”の持ち主・・・・
今でいう・・・・・”多重人格者”だったと言われてます。
多感な時期に伊豆にずっ~と幽閉されていたことを思えば当然と言えば当然でしょう。
さて・・・・頼朝の死因ですが、
皆さんご存知のように、これもまた諸説あります。
ドラマで、どのように描かれるか、今から興味津々です!!
そもそも・・・・
鎌倉幕府のオフィシャルな記録書(北条サイドから見た)である”吾妻鏡”にですら、
頼朝の死に関する記載がない(後に追加という形であっさりとしか書かれてない)のは、
誰が考えても、おかしなことですし、不自然、極まりありません!!
今のところ『落馬』による事故 というのが通説になってますが・・・・・
これもまた、今後はどうなるか? わかりません。
頼朝の死因に関しては・・・・
なんと室町時代から、今でいう”都市伝説”的な話で、
安徳天皇の怨霊だとか義経を始めとする頼朝に殺された人たちの怨霊、
さらには、持病であった糖尿病説・・・・
まぁ・・・・あげればキリがありませんね(笑)
こういった本は様々な角度から”頼朝の死因”を追及してます。
実に様々と書かれてます・・・・・
ちなみに・・・・東大史料編纂所ですら、”頼朝暗殺説”もあり得る!! としてます。
さらには・・・こうまで書かれてます!!
『我々が学校で習った日本史は、間違いだらけだ』
いずれにせよ・・・・・
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歴史とはhistory。
history とは 彼の(his)物語(story)。
では、彼とは?
そう・・・・・勝者。
吾妻鏡は、勝者である北条氏の書いた物語です。
北条氏にとって、都合の悪いことは闇に葬り去られるんです。
それが頼朝であっても・・・・
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本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。