60を過ぎて・・・・
“あと、何年生きていけるんだろう?”・・・・・と漠然と考えるようになった。
決して、大げさな意味ではないが・・・・
そう考えた時、
若かりし頃、バイクに乗ってたときの何とも言えない”充実感”が鮮明によみがえる。
甲高いエキゾースト・・・
ツーサイクル特有のサウンドを耳にすると、アドレナリンが出まくりだった。
当時は、その鬼加速を称して”ナナハンキラー”とも呼ばれてた。
今では、すっかり見なくなった”キック式スターター”
高回転にトルクを目一杯振ってるので、
発進時は、よく”もたついて”エンストしたものだった(笑)
しかしツーストロークの”鬼加速”のGは異次元のモノ。
四輪ではとうてい味わうことのない加速Gだ・・・・脳みそが持っていかれる感じ・・・
“膝すり”はあたりまえで、缶コーヒーの空き缶を膝にガムテープで巻いていた(笑)
本気で攻めていた・・・・あの頃・・・・
アドレナリン出まくりのしびれるような”ヒリヒリ感”(笑)
最近、めっきり視力も落ちてる(老眼?)
寝てる時、突然、足がつりそうになったり(笑)
体力、
筋力、
反応速度、
センス、
全てにおいて、想像以上に衰えてる・・・・
あの頃の走りなんて、到底できないし、
そうしたいとも思わない・・・・
しかし、ふとした瞬間、
峠やワインディングを走りたい衝動に駆られ
ることがある。
年相応の走りで、流れる景色を楽しんでみたい。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。