35年以上も、こういう仕事をしているからこそ、
色々なタイプの”秀才”を見てきた。
“秀才”は、勉強することで作られていく。
大いに学問し、ドンドン知識を蓄えていく。
“秀才”は、おおむね、順調な人生を歩むこととなるだろう・・・・・
苦労なく順調にいった秀才は、挫折感を味わうこと無く、いつも優越感を満足させられな
がら人生を闊歩していく。
しかし、その一方で苦汁をなめさせられる経験をしないため、『世間が分からない』『人
の痛みがわからない』・・・・・・そんな怖い面も持ち合わせることとなる。
『世間が分からない生徒』
『人の痛みがわからない生徒』
しかし、成績は優秀・・・・・
こんな生徒も数多く見てきた。
『苦労』・・・・・
人は、苦労を味わうことによって、様々な事を学ぶ。
苦汁を舐めさせられ・・・・・
地べたを這いつくばり頑張り抜いた人は、何かが違う・・・・・・・
私は、不思議と肌感覚で一瞬にして感じとることができる。
『世間が分かる』
『人の痛みが分かる』
本当に骨身に染みて、わかるには、苦労することでしかわからない。
この諺(?)・・・・本当に、的を得ていると思う・・・・・・
”苦労する樹に花が咲く”
私の大好きな諺・・・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。