ひまわりの魅力は、何と言っても太陽に向かって大きな花を咲かせる姿でしょう。
実は、ひまわり・・・・数千個の小さな花が集まって一つの花が出来てます。
ご存知の方も多いと思いますが、
このひまわりの小さな花の並びには驚きの数の秘密が潜んでいます・・・・
ひまわりは・・・・この小さな花をよく観察してみると並び方に『右回り』と『左回り』
があり“らせん模様”を描いてます。
しかも・・・らせん模様は左回りが55本、右回りが34本とほぼ本数も決まってます!!
ひまわり以外の植物にも同じような現象を見つけることが出来ます!!
例えば・・・・『松ぼっくり』もそうです・・・・
右回りと左回りのらせん模様がありそれぞれ8本、13本と同じ数のらせんを見つけること
が出来ます。
実は、植物の花、実、葉の付き方に現れる数を集めて、一列に並べと・・・・・
5、8、13、21、34、55・・・・・
一見すると、規則性のないランダムな数に見えますが・・・・
5+8=13
8+13=21
13+21=34
21+34=55
それで・・・・5より小さい数もこの規則性にのっとり求めると・・・・
こういった並び(数列)となります。
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233・・・
この数列は難関大学の入試問題にもちょくちょく出題される『フィボナッチ数列』と
呼ばれてます。
東大でもこのフィボナッチ数列の問題が出題されてます!!
さて・・・・フィボナッチ数列にはさらに、ある秘密が隠されています。
「次の数は前の数の何倍大きいか?」
つまり・・・・『次の数 ÷ 前の数』を計算していくと、
その値は、ドンドン 1.618・・・・・・に近づいて(収束して)いきます。
この『1.618・・・・』は『黄金率』と呼ばれ、φ(ファイ)というギリシア文字で表現さ
れてます。
この辺の『ネタ』については、いくらでも書いてしまうので際限がないのでこの辺にして
おきます(笑)
フィボナッチ数列により、結び付けられている『自然美』と『数の世界』
植物は生きるために、そして種を存続させるために、
こんなにも美しい規則をそっと・・・・秘めてるのです。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。