数学における【基礎基本】と【初歩】の勘違い!!
例えば・・・・
数Ⅱ『図形と方程式』においては、点と直線の距離公式に則り、
点と直線の距離を求めることが出来る。
これは【基礎基本】ではありません【初歩】です。
教科書の例題を根底から理解したうえで章末問題を解けるようにする・・・・
これもまた【基礎基本】ではありません【初歩】です。
では、数学における【基礎基本】とは何か?
それは、どんな単元や領域に関係なく、
数学の問題を解くときの『考え方』『問題との向き合い方』を言います。
数学の基礎基本は次の10項目です!!
①次数を下げる。
②周期性を見つける。
③対称性を見つける。
④逆を考える。
⑤和より積を考える。
⑥相対化する。
⑦帰納的に思考実験する。
⑧視覚化する。
⑨同値変形を意識する。
⑩ゴールからスタートをたどる。
数学ができるヒトたちは、意識してる、してないに関係なく、
常に、このような10個の”視点”で問題と向き合っています。
そして、問題が難しくなればなるほど、その原理、原則、定義に戻ります、
というか戻らざるを得ないのです。
明日の実力養成会通信で、この【基礎基本】について、
『京大過去問』を用いながら、さらに具体的に説明させていただきます。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。