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2016
9/24

実力養成会通信 第428号 ”大学院について、もっと知ろう!! ” の巻

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大学院・・・・・・

 

大学を卒業した学生が、さらに、勉強、素養を深めるために進むところ。

わかりやすく言うとこんな感じです。

 

もう少し細かく説明しましょう・・・・・

『勉強』とか『素養』というよりも、むしろ、『専門的な研究』をする研究機関って

言った方が適切です。

 

大学の『〇〇学部』『△△学科』に当たるのが、大学院では、『〇〇研究院』

『△△専攻』って感じです。

例えば、工学部・機械知能工学科 ⇒ 工学院・機械宇宙工学専攻

理学部・数学科⇒理学研究院・数学専攻・関数解析学研究室・・・・・・・となります。

 

一般的には、大学院は・・・・・

修士課程(3年)・・・・通称”マスター”

博士課程(2年)・・・・通称”ドクター”

からなります。

それぞれの過程を修了して、提出した論文が審査によって認められると、それぞれ『修

士』『博士』の”学位”が授与されます。

 

文系学部の大学院より、圧倒的に理系学部の大学院の方が多いです。

特に、工学部系、農学部系については、学部生の9割が大学院へ進む!!なんていう学科も

あったりします。

北大で言えば、農学部・生物機能化学科とか工学部・情報エレクトロニクス学科の学部生

は、ほぼ9割は大学院へ進みます。

学部卒の大半は、企業の専門職、院卒の大半は、企業の研究職に就職します。

 

学部では、一般教養をしっかりと身につけながら、既存の学問の成果を理解することが基

本であるのに対し、大学院では、自らの研究テーマを追及し、その研究の集大成として

の、学位論文(修士論文、博士論文)を提出することを最終目標にしています。

 

大学院では、学部と同じように、講義もあり、必要単位数も決められてますが、学部と比

べると授業は極端に少なくなる分、担当教官の指導を受けながら、自らの研究を自

分自身の責任で進めることになります。

“まだ解明されてない現象の謎を突き詰めたい!!”

“自分の立てた仮説を立証したい!!”

といった情熱に掻き立てられて研究に打ち込み、没頭する院生がほとんどです。

学部と異なり、受け身の姿勢では、やっていけない世界です。

 

さて、大学院へ進むには?

 

一般的には、学部4年の時に、大学院の入学試験を受けます(俗に言う院試)

そのほとんどは、専門分野に関する論述試験や面接がメインです、なかには、研究計画書

をもとに自分の研究したいテーマに対するプレゼンめいたことを課す院試もあります。

院試の日程は、大学によってバラバラですが全体的には、夏から秋にかけて実施されてま

す。

 

大学院・・・・・・・

なんとなく、イメージつきましたか?

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。