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2023
12/24

実力養成会通信 第2454号”『これぐらいなら』という気持ちが命取り” の巻

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先日の授業の話です。

cos の2倍角の公式を生徒の手で導かせでました。

公式は導けてました・・・・

 

しかし!!

 

生徒がある部分を省略してました・・・・

いわゆる『結果オーライ』的な感じでした。

 

 

このとき、私は“かなり厳しく”指導しました!!

 

 

この生徒は『これぐらいは省略しても大丈夫』という意識でした。

 

『これくらいなら』という油断、安心感・・・・

こんな気持ちが常態化してるのが見えました・・・とてもマズいことです。

 

 

最初は・・・・生徒は“なんで先生、そんなに怒ってるの? ”  という感じでした。

 

 

普段からこういう気持ちでいるから、本番でも当然のごとくミスします。

すべての原因は、こういった普段の勉強の中に見え隠れしてます。

 

 

この生徒は、ミスが既に習慣化してます。

 

 

試験本番でミスしていくら悔しがっても、普段の勉強、意識を変えない限り、

ミスはずっ~と続いていきます・・・・大学入試本番まで、いやその後も・・・・

 

 

参考までに・・・

 

これは、かなり前の私の数Ⅲ演習ノートです。

とても丁寧に計算してるのが分かると思います。

特に数Ⅲの積分計算はとても長く、一つのミスが命取りとなります。

それだけに、1行1行、丁寧に、慎重に計算しなければなりません!!

丁寧に!!   慎重に!!   と言う気持ちの積み重ねが”ミス”を防ぎます。

 

ちなみに・・・・この生徒は、かつては『計算ミス』は多かったけど、最近では、

“ほぼミスなし”となってます・・・・・是非とも”計算の丁寧さ”に注目して下さい。

 

 

計算ミスに効く特効薬はありません・・・・・

 

その都度、口うるさく、厳しく言い、どのように改善しなきゃならないのか?

これを伝え、実行させなきゃならないのです・・・・・

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。