先日の授業の話です。
cos の2倍角の公式を生徒の手で導かせでました。
公式は導けてました・・・・
しかし!!
生徒がある部分を省略してました・・・・
いわゆる『結果オーライ』的な感じでした。
このとき、私は“かなり厳しく”指導しました!!
この生徒は『これぐらいは省略しても大丈夫』という意識でした。
『これくらいなら』という油断、安心感・・・・
こんな気持ちが常態化してるのが見えました・・・とてもマズいことです。
最初は・・・・生徒は“なんで先生、そんなに怒ってるの? ” という感じでした。
普段からこういう気持ちでいるから、本番でも当然のごとくミスします。
すべての原因は、こういった普段の勉強の中に見え隠れしてます。
この生徒は、ミスが既に習慣化してます。
試験本番でミスしていくら悔しがっても、普段の勉強、意識を変えない限り、
ミスはずっ~と続いていきます・・・・大学入試本番まで、いやその後も・・・・
参考までに・・・
これは、かなり前の私の数Ⅲ演習ノートです。
とても丁寧に計算してるのが分かると思います。
特に数Ⅲの積分計算はとても長く、一つのミスが命取りとなります。
それだけに、1行1行、丁寧に、慎重に計算しなければなりません!!
丁寧に!! 慎重に!! と言う気持ちの積み重ねが”ミス”を防ぎます。
ちなみに・・・・この生徒は、かつては『計算ミス』は多かったけど、最近では、
“ほぼミスなし”となってます・・・・・是非とも”計算の丁寧さ”に注目して下さい。
計算ミスに効く特効薬はありません・・・・・
その都度、口うるさく、厳しく言い、どのように改善しなきゃならないのか?
これを伝え、実行させなきゃならないのです・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。