大学入試、特に理系数学では数Ⅲの微分積分は、必ず出題されます。
なぜか?・・・・
大学で学ぶ数学(解析学)に直結しているからです。
高校範囲内で解けるように”テーマ”を、よりマイルドにして、”誘導”をつけて
解かせようとする意図が伺えます。
かなり、以前にも紹介させていただきましたが、
『マクローリン展開』がその典型です。
これをネタとする入試問題はよく見ます。
昨年度、ざっと見ただけでも10以上の大学(国公立限定で)で出題されてまし
た。
最終到達点が同じでも、作問者の”誘導”のつけ方は、様々です。
元ネタ(解析学)を正統的に学習する・・・・・・とても価値のある対策です。
“高みに立って” 下を見下ろせば、普段気付かなかったことも見えてきます。
今週から、受験生たちにマクローリン展開を正統的に指導していきます。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。