今日は・・・特にトップ高の先生たちにとても喜んでいただける”ネタ”です。
『次数を下げる』
『対称性・周期性に着目する』
『ゴールからスタートをたどる』
のように・・・・
数学の世界には【どんな問題にも通じる10のアプローチ】が存在します。
これは・・・あくまでも“作問者側”の発想です。
つまり、作問者(大学のそれなりの役職の付いた教授、つまり理学博士)が入試問題を作問するときの
テーマ(主題)をどこに置くか? ということです。
東大、京大のような難問に向き合う時などは、その威力は計り知れないものがあります!!
私は、京大25年分の過去問のほとんどは、この『10のアプローチ』で解きました、とい
うよりこのお陰で解けました。
今日はその中の一つ・・・・
【変数を減らす!!】
について説明させてもらいます。
問題はコレ『筑波大の過去問』です!!
京大志望の生徒ですら、このように ”手も足も出ませんでした”
とはいえ・・・“2変数➩1変数” という発想については大ファインプレーです。
t>0 の条件の下で、なんでもできるようになったのです!!
2変数➩1変数にできたおかげて・・・・
さらに、こんなこともあんなこともできるようになったのです!!
別解を紹介しましょう・・・
このタイプの問題・・・・他に2題ご紹介しましょう・・・・
まず・・・下の【2番】
次がコレ・・・微分の応用です。
このように見ていくと、
『変数を減らす』というアプローチは、どんな問題にも共通するアプローチの一つであることがお分かりいただけたと思います。
本日、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。