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2017
2/22

実力養成会通信 第535号 ”私大医学部合格のために” の巻き

ニュース

私大医学部。

 

 

実力養成会では、今年度、日医、東医などの合格者は出てますが、厳しい現実をつきつけ

られてます。

 

私大医学部・・・・・

年々難易度が上がっている・・・・・私の肌感覚です。

今年は・・・・・特に岩手医科大学の数学がメチャクチャ難しかったです。

岩手医科大学・・・・数学からスタート。この数学で、すっかりペースを崩し、

出鼻をくじかれ、メンタルをやられてた生徒も確かにいました。

 

私大医学部を第一志望とする生徒は(圧倒的な成績でないかぎりは)

〇〇大学に行きたいっ!! という思いは捨て、どこでもいいから合格出来るところなら、

どこでも行く!! このような発想を持つことが何より重要!! というかスタートラインはここ

のような気もします。

 

 

『こだわりは一切捨てる』

 

 

『なりふり構わず、合格出来るところならどこでも受ける』

 

 

それと・・・・・

特に現役生、1浪生に言えること

まだまだ、私大医学部の厳しさを分かってないように思います。

 

そもそも、何故医学部なのでしょうか?

しっかりと自分の言葉で、熱く語れますか?

すべての根っこは、ここですよ。

 

根っこがしっかりとしてるから、どんな困難にも向かっていけるんです。

 

よく、ちまたの『医学部受験ハウツー本』には、”医学部受験には絶対に苦手科目は作る

な”的なことが声高らかに描かれてますが、こんな言葉は真に受けてはダメです。

 

多少の凸凹はあっても3科目トータルでボーダーの70%を死守する。

これが圧倒的に効率的です。

私大医学部受験において『苦手科目を克服する』・・・・これは、非現実的です。

言うのは簡単。実際に克服するとなるとそのための時間、エネルギー、そして精神的負担

を考えればトータルで7割超えるっていう戦略の方が圧倒的に現実的です。

 

難問を解ける力よりも、基本から標準レベルの問題をミスなく確実に解ける

の方がずっとずっと重要だってことです。

 

赤本はそりゃ解かなきゃなりません!!

しかし赤本をしっかりと解くためには、いつも言いますが強靭な基礎体力が大前提です。

 

私大医学部に一番必要な力。

 

それは、しっかりとした基礎学力とミスしない手堅さです。

難問ばっかりやってても、何も力はつきません。

 

当たり前の話、赤本を3年分解いたから、過去問対策は大丈夫ってことではありません。

赤本を解くことと、過去問対策は別。

過去問対策の、イロハのイが赤本を解くってことです。

 

『赤本を解く』= 難易度、傾向、時間的ボリューム を肌で感じる ためのもの。

実際に、解くにあたり、3教科全体の偏差値65を達成していなければ、かなりしんどい。

 

『過去問対策』 = 肌で感じたことを受けて、類題、予想問題を用いて、合格のために必

要な最低点数以上を達成するための本番さながらのトレーニング

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。