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2017
5/27

実力養成会通信 第447号 ”大学入学共通テスト(仮称)に対する個人的見解” の巻

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以下は、全て、私の個人的見解です。

 

◎脱知識偏重型

◎考える力を重視

◎判断力・表現力

これらを追求した結果が、大学入学共通テスト(仮称)・・・・・・

 

 

確かに、『教育』を営む上で、”夢”や”ロマン”だけでは、片手落ちである。

しかし、現実から遊離した『きれいごと』『建前論』が優勢になってしまうとそのデメ

リットに目が届きにくくなることを忘れてはならない。

 

いわゆる“ゆとり教育”のもたらした弊害の中から生まれてた

『指導より支援』

『生徒の興味・関心の重視』

 

こういった風潮が主流となっている今、

知識を教えることが『教え込み』として批判されるようになってきた・・・・

だから『脱知識偏重型』ってこと。

 

あたかも、現状の受験勉強を否定するかのような論調で教育学者さんたちがいたるところ

で議論している。

 

一度、徹底的に、教育学者さんたちと学校教師で、『受験勉強』がいかに大切であるかを

徹底して議論していただきたい。

 

『受験』は、生徒にとって、絶対に必要な”人生のハードル”・・・これは明白な事実。

“ハードル”を乗り越えるための様々な努力が結果として『生きるためのパワーとスキル』

を創造してくれている。

受験で身につけた、記憶力、自己管理能力、集中力、情報処理能力は、社会ですぐ使える

ものばかり・・・・

これらは、実は、正統な『塾』が担ってきているという事実をどれだけのヒトがわかっ

てるだろう?

 

 

 

時代の変化とともに、大学生の質、大学側の望む学生像も確かに変化している。

それに伴い、大学入試制度にも見直しがかけられる。

ここまでは、自然の流れ。

しかし・・・・・

そもそも、思考力、判断力、表現力は、徹底した学習経験の中から身に付くもので

当然、測りにくく、評価しにくいスキルである。

それを数値で画一的に評価すること自体、無理がある。

 

 

だ・か・ら・・・・・

大学入試制度を変えることより、大学教育の中身そのものを抜本的に変えるべき。

では、抜本的に変えるのは何か?

 

単位の履修

 

〇単位の習得

 

すべては、ここに帰着する。

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古いモノを直すより、新しいものをゼロから作り出す方が絶対良い。

 

本来議論されるべきは、時代の変化に伴い『大学教育の中身』をどうするか?

『世界に通用する人材を育てるにはどうすべきか?』

すなわち、

 

『どういう学生に日本の未来を託すか?』

 

 

ここでしょう!!

 

 

あくまでも、私の個人的見解として、軽く流してください・・・・

 

 

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。