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2017
9/3

実力養成会通信 第535号 ”予備校講師の力量” の巻

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私も、かつては、全国展開の大手の予備校や、医学部専門予備校に身を置いて時期もあり

ます。

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どの教科にも共通していえること。

それは、誰が教えても、内容はそれ程変わりません。

目的はただ一つ、『大学合格』で同じ。

担当する講師によって大きく異なるんならそれこそ大問題。

 

ただ、同じ内容でも、

『おもしろい』とか『つまらない』

『わくわくする』とか『退屈』

『わかりやすい』とか『わかりにくい』

というのは、明らかに存在します。

 

それは、ほんの、ちょっとしたこと。

 

料理で言うところの”火の通し方”とか”隠し味”・・・・こんなイメージ。

 

実際のところ、予備校の授業には講師マニュアルなるものは存在しません。

講師一人一人が独自の”味付け”がまかされてます。

クラス(生徒個人)に合わせた内容、レベルの授業を講師が組み立てます。

 

必ずしも、予定通りに進まないこともあります。

 

『今日は、かなり疲れてるなぁ』

とか

『今日はいつもより、落ち着きがないなぁ』

ということもあります。

 

そういう時は、

一旦、リラックスさせてから気を引き締め直す・・・・

もしくは、生徒の興味のある話題のネタをふり、そこから、上手く話を本題の方向へ持っ

ていく(トークの話術)こともあります・・・・・

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我々は、予備校講師です。

圧倒的知識、及び圧倒的指導力は、言うまでもなく、当然のこと。

そのうえで、必要なのは、その場の状況、相手の出方次第で臨機応変に対応できる力。

すなわち、

観察眼と臨機応変さ・・・・

 

この二つです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。