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2018
6/19

実力養成会通信 第805号 ”予備校の授業についていくだけで一杯一杯” の巻

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今日は、浪人生の話です。

 

予備校の授業についていくだけで、一杯一杯・・・・・

 

こういう浪人生も少なくありません。

 

授業中は、ノートを取るのに必死。

授業後にそのノートを見ながら授業の復習、というか授業の内容を理解するので精一杯。

 

生徒本人の学力レベルと授業のレベルが合っていないためにこのような悩ましい状況にな

ってしまいます。

 

毎日がこの繰り返し・・・・・・・。

勉強もいつしか、予備校の授業ノートをなめまわすように、字づらの理解だけで終ってし

まっている・・・・・

 

 

市内にいくつかの大手の予備校があります。

しっかりとした講師、テキスト、カリキュラム、そして設備・・・・・

毎日、熱のこもった授業が展開されている事でしょう。

 

予備校の授業だとか、テキストがどうのこうの・・・・ということではありません。

 

本人の学力レベルと予備校の授業レベルが合っているか?・・・・・

本人の学力レベルと授業で扱う問題のレベルが合ってるか?・・・・・

 

お子さんは、大丈夫でしょうか?

 

マーク模試、記述模試の結果は、どうでしょうか?

 

今のままで、先行き、希望が持てるでしょうか?

 

 

 

もし、お子さんが予備校に通っていて、上記のような状況になっているとしたら、

夏の前に、クラス変更を考えるべきです!!

 

 

本人は、医学部志望・・・・・・だから『医学部コース』

あるいは、本人が難関国公立理系志望・・・だから『ハイレベル数学』を受講

気持ちは、分かります・・・・・・

自分の目指すレベルは、最終到達点であって、現状の立ち位置をしっかりと『数字』で

把握しなければなりません!!

 

かなり、無理して、背伸びをしてませんか?

 

 

ここ数日、一般の保護者の方から、「予備校の授業についていけない・・・・・」

「予備校の授業の復習だけで一杯一杯で自分の勉強が何も出来てない・・・・・」

このようにご心配されているお母様からの相談が相次ぎました・・・・・・・

 

 

大手予備校では、授業は、大きな教室にたくさんの生徒を詰め込んで行われます。

多種多様な生徒を相手にします。

だからこそ、ライバル意識だとか、いい刺激・影響が本人の背中を押してくれます。

その一方で、

生徒一人一人の学力や個性は無視して授業が行われます。

そういう環境で力をつけようと思ったら、受け身で参加しては意味がありません。

受講する生徒自身が『自分の力はどれくらいなのか?』

『自分には、どういう学力が必要で今、優先して何をしなくてはならないか?』

ということを主体的に把握しておかなければなりません。

 

予備校は、生徒一人一人に対して、このようなことは分析してくれません。

 

少なくとも、授業ノートとにらめっこしながら、その日の復習で一杯一杯になっていると

いうのであれば、明らかなミスマッチと言えるでしょう・・・・・

 

『合格』のためには、身の丈に合ったレベルの勉強です!!

いつも、いつも、同じことを書いてますが、基礎・基本です。

予備校の授業ノートとにらめっこしていても、時間は過ぎていくばかりです。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。