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2015
5/6

実力養成会通信 第3号 ”セルフティーチング最強の巻”

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実力養成会の皆さん、こんにちは。

全統マークの”振り返り”は、もう終了しましたか?

“模試の振り返り”・・・・・・・自分のやらかしたミスと真正面から向き合う!!

 

今日は、最強の”振り返り”法を紹介します。すぐ、実践して下さい!!

間違った問題の解説を読み、理解したつもりで”振り返り”終了・・・・これじゃ、おそまつです。

「セルフティ―チング」とは、もう1度問題を見て、自分の力だけで、解説を再現し、正解に至る道筋を自分に説明することです。平たく言うと、先生である自分が、生徒である自分に授業をするということです。

 

こうした”セルフティーチング”を実践することで、”間違い”、”ミス”が頭の中で再現されます。

暗記すべき項目であれば、暗記できているのかのチェック。

理解すべき内容が理解できているかのチェック になります。

何となく、覚えた気になっていても、いざ、セルフティーチングをしようとしても全くできないはずです。

自分をごまかさないっ!! これが”振り返り”の一番のポイントです。

皆さんは、実力養成会の先生たちの授業を受けて、それまで自分ひとりで理解に及ばなかった難問が目からウロコが落ちるように理解できた経験はありますね?

それは、実力養成会の先生たちは皆さんより頭がいいということではありません。

「解説が上手」ということは、その問題を人に解説できるくらいに理解し、日々研究してるから解説が上手なのです。

「自分で、解き直しをして、合ってたから大丈夫」 とか・・・・

「解説を読んでみて、理解できた」 などというのは、一般受験生のすることです・・・・・

実力養成会の皆さんは、違います!! 同じではいけないのです!!

人にわかるように説明するというのは、このレベルよりも、さらに数段上のレベルでその問題を理解してないと出来ません。

先ほど、自分をごまかさない、と書きました。セルフティーチングを実践しようとしても、どうしても最初の内は「なんとなく、わかった」と自分をごまかしがちになります。

しかし、他人に説明するとなると、ごまかしは通用しません。

自分でわかっているつもりでも、人に説明しようとすると曖昧にしている部分が自然と浮かび上がってきます。そこを説明できるようになってこそ、本物の実力が養成されます。これこそが”振り返り”です。

世間一般の塾の先生だったり、予備校の事務局のスタッフさんたちは、みな、口をそろえていいます。「模試の解き直しをしましょう」と・・・・・・。皆さんも、そんなの、当たり前・・・・という感じでしょう。

実力養成会は、違います。抽象論で、話を終わらせません。いつも、具体論で話をします。なぜなら、取り組むのは皆さんだからです。皆さんが、すぐ取り組めるようにするためには、わかりやすく、具体的に話すのが一番だからです。

単なる抽象論で、「○○をやりましょう」 とか 「○○を重点的にがんばりましよう」 などと言うのは、「生徒への丸投げ」です。先生は、「そのような人たちは、儀礼的に言ってるだけ」と受け取り、ます。

本当に、やらせたい、がんばらせたいと思うなら、内容は当然、具体的に、なるでしょう!!

 

「5月1日の今野ブログ/分かるということ」をもう一度読み直して下さい。

あのアリストテレスも言ってますね。

今回、紹介した”セルフティーチング”(セルフレクチャーとも言います)は、実は、学習心理学に於いて、学術的にも、しっかりとした根拠のある、最も効果的な学習法なんです。

さぁ、いつやる?