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2015
11/3

実力養成会通信 第159号 ”駿台・北大実戦模試” について

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、こんにちは。

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11月1日(日) 駿台・北大入試実戦模試 が実施されました。

今日は、この模試の講評をさせていただきます。

 

【大問1番】<標準>「ド・モアブルの定理」

【大問2番】<標準>「条件付確率」

【大問3番】<やや難>「微積融合」

【大問4番】<>「群数列の応用」

【大問5番】<>「空間ベクトル」

 

全体的には、「難しかった」と思います。

とはいえ、全問、よく練られた「良問」であることに違いありません。

 

今回の模試で、思うように、得点できなかったとしても、何もあせることはありません。

 

「冠模試」は、予想問題でもあります。

 

しっかりと解き直しをして、完全にマスターしておけばいいだけの話です。

 

【大問1番】<標準>「ド・モアブルの定理」

見るからに、ド・モアブルですね。しかも「Σ」があるので、どうやって二項定理をかますか?ポイントは、ここに集約されます。

(2)は、2倍角で崩します・・・・この2倍角に気付かないで、ゴリゴリやって、「はまった生徒」も多かったと思います。

 

【大問2番】<標準>「条件付確率」

(1)(2)は、わりとすんなりと解けたと思います。(3)は「偶数」は余事象で考え、あとは条件に合致するmが存在するパターンを具体的に拾い上げれば解けます。

 

【大問3番】<やや難>「微積融合」

(1)(2)(3)は、お約束の典型問題。(4)でかなり苦戦したと思います。まず、絶対値を外すための大小関係は(3)からわかりますね。しかも、f(α)=k です!!  次です・・・・・・・「∫」がついて嫌な感じはしますが・・・・αで微分すれば大丈夫!!あとは、増減表を作るのみ。

 

【大問4番】<>「群数列の応用」

(1)直接代入!! (2)はガウス記号の定義で処理します。ただし、lの偶奇で場合分け。(3)は面倒くさいです・・・むずかしいということではありません。丁寧に考えなくてはなりません。まずaの100の値がなんであるか? そのときのnの値は? ここが複雑にからみあつてます。(3)の正答率はかなり低くなるでしょう

 

【大問5番】<>「空間ベクトル」

(1)座標軸を設定してしょりするのが無難です。(2)どのような立体になるか?イメージしにくかったと思います。切断面がどのようになっているか?ここがポイントでした。それが見えれば、積分すれば求まります。条件に合わせて図を忠実に再現できたか? ここです。

 

 

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。