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2019
6/6

実力養成会通信 第1158号 ”定期考査対策、日本史の指導例” の巻

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意外に思う方もいるかもですが・・・・・

実は、今野は、『日本史』も指導させてもらってます。

 

今日は、先日の、高1生の定期考査対策・日本史の指導例です!!

幕末~明治維新 の範囲です!!

 

テーマは、『開国貿易は、結局、庶民に何をもたらしたか?』

 

山川史料集・・・・ここ『開港とその影響2』は、特に特に超重要です!!

どの高校であれ、ここは、必ず出ます!!

上の画像の補足説明です・・・・・・

貿易が始まるとすぐに、日本は、輸出超過になります。外国に日本の商品がドンドン、飛ぶように売れるんです!!・・・・・なぜか?・・・・それは、当時のヨーロッパから見ると、日本は発展途上国でした。発展途上国は、現在でもそうですが、物価がメチャクチャ安いですね。しかも日本人は『勤勉』で手先が器用ってことで、品質がハンパなく良かったんです。

 

そこで・・・・五品江戸廻送令『今野式ゴロあわせ』(笑)

ちなみに、この『五品江戸廻送令』・・・・

在郷商人の抵抗、そして条約に定めた自由貿易を妨げる措置だろ~!!って列強の猛抗議にあい、効果はあがらなったって話ですね。

開国貿易・・・・その後、日本国内の物価は上がりまくり!! この貿易に対する反感が、外国人を追い出そうとする攘夷運動になっていきます。とりわけ、被害を受けたのは、長州藩でした。ですからインフレをもたらした外国人にメチャクチャ反感をもち、それが攘夷という考え方になっていきました。

結果として、ヒュースケンにしても、生麦事件、イギリス公使館焼き討ち事件、対馬占拠事件にしても、反幕府的気運の中で起きた激しい攘夷運動がもたらしたものですね。

 

 

 

持論ですが・・・・・

文系・理系を問わず、大学へ行き、将来、ドンドン海外へ行くような人たちであれば、

あるほど、自国の、近現代史くらいは、しっかりと勉強すべきと思ってます!!

 

更に言えば、『日本史』を、高校教育課程において、必修にすべきと思ってます。

 

世界広し、久米宏といえども、、自国の歴史が選択となってるのは、日本ぐらいです。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。