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2019
7/20

実力養成会通信 第1202号 ”近くて遠い北大” の巻

ニュース

過去に、何度か、実力養成会通信でも、取り上げさせてもらいました、

 

北大合格者道内生の占有率の件です。

 

 

今年の春、北大の新入生の道内出身者の割合は、31.8 % !!

昨年度をさらに下回り、過去最低の数字となってます。

 

 

既に、ご存知の方も多いと思いますが・・・・・

 

✖ 道内生が勉強してない、道内生の学力が低下してる ← 現実はこの逆!!

〇 優秀な道外生がドンドン押し寄せてきてる     ← これが事実

 

ってことでしたね。

 

 

 

先日、ある高校の3年生の保護者を対象とした進路説明会で、北大の道内生占有率低下問

題について、とりあげられてました。

 

その時に配布された資料によりますと、ここ2、3年は、道内生のセンター試験の得点

は、上がってます!!・・・・・・しかも、道教委の調査結果によると道内高校生の平均勉

強時間は、増加してるんです!!

道内の高校生は、健闘してるんです!! 高校側もここは強調してました!!

 

にもかかわらず・・・入学者全体の三分の一を下回るとう悩ましいこの現実!!

 

 

優秀な道外の受験生が押し寄せてきているなかで、、、、、追い打ちをかけるような

『センター試験最後の年』ということからの『超安全志向』・・・・・・・

 

ますます、”北大は狭き門” となると、高校側としても、危機感をつ

のらせてるとのことでした・・・・・

 

さて、優秀な道外生とは・・・・・

都立西高、高崎高校、浦和高校、旭丘高校(愛知)、富山中部高校、新潟高校・・・

こういった高校の生徒たちです。

これらの高校は、15名以上の合格者を輩出してます。

 

実は…昨年度、実力養成会のスカイプ指導会員に宇都宮女子高の生徒がいました。

宇都宮女子高校とは、分かりやすく言うと、札幌南高校の女子高版って感じです。

 

この生徒の第一志望は、一橋大の法学部でした。

センターでやらかしてしまい、北大法学部に出願しました。リサーチはB判定。

受験してたら、余裕で合格だったでしょう。しかし、この生徒は、結局、北大を受験せ

ず、中央大学、法学部に進学しました。

と、いうように・・・・北大って、センターで、失敗、やらかした優秀な本州の生徒たち

の受け皿になっているって事です!!

 

実際に、北大の学生、および関係者に聞いても、『第一志望でない人が多い』『東大目指

してて挫折して』『京大志望だったけど、センタ―失敗して』という学生が異様に多いと

のこと。

しかも、理系学部にこのような学生が圧倒的に多いとのこと。

 

 

この高3生の保護者を対象とした、進路説明会のサブタイトルが『近くて、遠い北大』

 

 

『言い得て妙』とは、このことですね。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。