ニュース・ブログ

2020
2/26

実力養成会通信 第1420号 ”『環境』が生徒を引き上げる!!” の巻

ニュース

ある保護者の方が、しみじみと、こうおっしゃっていた・・・・・

 

『まわりにとても頑張るお友達がたくさんいるので、それに引っ張られるように頑張っ

るんだと思います・・・』

 

 

その生徒は、あるトップ高に通っている。

部活もやっている。

 

その部活・・・・

文化系ではあるものの、歴史と伝統のある、そして、練習もハードな部活である。

 

私も、過去に何度もその部活の生徒を指導させてもらってきただけに、

練習の大変さはわかっているつもりだ。

 

こういった生徒たち・・・・

よく、ちまたで耳にする『勉強と部活の両立』・・・・

そもそも『両立』という概念は皆無だ。

 

部活も一生懸命!!

勉強も一生懸命!!

時間のない中で、やらなきゃならない勉強がヤマほどある。

おのずと、効率よく勉強するようになっていく・・・・・

 

これらは、『当たり前』のコト!!

 

昨年、京大に現役合格した生徒も10月まで部活をしてた。

 

周りの大人が騒ぎ立てるほど『両立』なんて何も意識していない。

 

なぜなら、それが当たり前の”環境”にいるから。

 

 

この”感覚”・・・・・・・

分かるヒトには、わかるだろうし、

イメージの付かないヒトにとっては、”理解”できないことだと思う。

 

 

私にも高2になる愚息がいる。

愚息もまた、この生徒と全く同じ状況だ!!

 

 

まさに、

 

朱に交われば赤くなる!!

 

 

 

『当たり前』であるという『環境』が、

生徒を引っ張り上げてくれる!!

 

 

生徒指導をするうえで、いかにこの『環境』を作り上げていくか?

これは、根幹をなす部分だと言える。

 

 

ある高校では、毎週英語の時間に単語テストを実施している。

ここまでは、どこの高校でもよく見られる光景だろう。

 

話は、ここからである。

さらに、月に1回、その月に実施した単語テスト300題から100題のテストを実施してい

る。合格点はなんと・・・・・・・100点のみ。

でっ・・・・・クラス全員が、みな一発で合格するという・・・・・・・

これも”環境”のなせる業だ!!

 

高校の学校間格差が年々広がっていく理由は、こんなところにもある。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。