最後の『〆(しめ)』は、毎年恒例のコレだ!!
北大本番レベルよりも、かなり難しめにした!!
本番より、ゆるくして、自信を持たせるという”手”もあるが、
私は、あえて、本番よりもむずかしめにし、健全な危機感を持って、
本番に臨んで欲しい!!
本番よりむずかしめにすることで、逆に本番が楽に感じられる!!
この2点で、今年の予想問題をチョイスした!!
これが、今年の北大理系数学の私の予想だ!!
【大問1】空間ベクトル(福井大過去問)
【大問2】複素数平面(千葉大過去問)
【大問3】確率(一橋大過去問)
【大問4】数列と極限(浜松医大過去問)
【大問5】微分法、不等式への応用
生徒たちは、相当、苦戦していた・・・・・・・
まさに・・・本番直前に、洗礼を浴びた 状態だ!!
この経験が、絶対に、本番で生きてくる!!
【大問2】は、3倍角の公式に気付けるか?
【大問5】は、グラフが主役となる!!
いずれも、初めて、遭遇するタイプだ!!
この生徒の答案を見て欲しい!!
結果としては、完答まで、至らなかった・・・・・
しかし・・・配点30点の問題で、半分の15点を削り取っている!!
これが・・・・部分点を削り取る答案だ!!
この生徒の、ロジックは正しい・・・・
ただ、正解にたどり着けなかっただけ・・・・
採点される先生たちは、この受験生の”ロジック”を見てる!!
本問のロジックとは・・・・・
具体的に言うと以下の4つの工程で正解を導く。
この生徒は、正解までたどり着けなかったが、
以下の①②③まで、パーフェクトだった・・・
④の途中で、タイムアウトということだ。
すなわち・・・・
①②③の部分に対して、配点30点の半分の15点を
削り取った!!・・・・・こういうことだ。
つまり・・・・本問について、
採点する側は、下の4つの部分について、評価し、
それぞれに対して加点していく!!
国立大の2次試験の採点方式はもほとんど、このように実施されている。
①点Pの動きをxy平面上で追跡する。
②点Qの動きをχz平面で追跡する。
③空間座標で、求める立体の全貌を明らかにする。
④平面 χ=t で切断したときの、直角三角形の面積をtで表現し、
それを積分。
受験生、みんなの健闘を祈ります!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。