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2021
10/19

★実力養成会通信 第1998号 ”数学で一番重要なこと!!” の巻

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数学というのは、基本的な考え方をしっかりと学ばなければ、上達はあり得ません。

 

解法パターンだとか、そんなことではありません。

数学の深い素養、

数学の見方、考え方を身につけ、

理詰めで追いかける!!

これが数学で一番重要なことです。

 

私が、普段の指導で、どんな生徒であれ、どんな成績状況であれ、

常に、意識してる部分です!!

 

ここをしっかりと学ぶことが出来たら、

北大の入試問題くらい(決して、下に見ているということではありません)であれば、

必ず、完答できます!!

 

 

数学の受験勉強で、かなりマズい勉強をしてるヒトを見かけます。

 

マズい勉強とは?

いわゆる解法パターンだとか、受験テクニックだとかという断片的な知識を使う練習ばっ

かりする・・・・・これがマズい勉強の仕方です。

 

何が、マズいのか?

このようなパターン化、マニュアル化したものでは、学校の定期考査までは、なんと切り

抜けることは出来ますが、大学入試となれば、話は別です。

パターン化の弊害は、何も考えずにあてはめるコトとパターン以外のことを認めない、

ということにあります。

つまり・・・

根っこは”断片的なパターン化、マニュアル化は思考を停止させる”からです。

 

皮肉なことに、教える側も、パターン化、マニュアル化して指導しようとします。

教える側からすると「楽」だからです。

 

私も、実際にそうしてました・・・・・大手塾の場合、しっかりとした指導マニュアル

、板書マニュアル等を作成するこおで、ある一定基準の授業品質が、

どの会場でも、担当する講師が誰であれ、授業水準が保たれるからです。

 

 

昔から・・・・数学は、思考の学問と言われます。

 

思考を停止するという事は、数学に背を向けることそのものです。

 

大学入試で、難しいと言われる問題の多くは、良問です。

良問とは、論理を積み重ねて筋道立てて考えていくことで、

解決できるような内容になってます。

もちろん、ひらめきは不要です。

センスも不要です。

解法パターンを外すような方向で練りに練られたオリジナルティーをもつ問題です。

考え方をしっかりと身につけ、論理を積み重ね、筋道立てて考えていくこと(これを”理詰

め”といいます)で解決できるようにしなければならいのです!!

 

これが、一番、重要なことであり、受験生は、ここを学ばなければならないのです。

 

繰り返しになりますが・・・・

断片的な知識としてのパターン化、マニュアル化は、数学から、ほど遠いやり方というこ

とです。

パターン化だとか、マニュアル化を否定してるわけではありません。

「とっかかり」としては、有効です。

しかし、あくまでも「とっかかり」限定です。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。