今日のテーマは、『0』という数字についてです。
題して、
お父さん、お母さんのための
“より素養を深めるためのワンポイントレクチャー”
私たちが普段、当たり前のように使っている数字の『0』。
実は、この『0』ってすごい奴なんですよ!!
数字ってのは、実は、大昔、古代の頃、エジプト文明とか、メソポタミア文明の頃からありました。
当時、どっかのムラの人たちが、となりのムラと闘うことになつた・・・・・
さぁ・・・・・武器を人数分用意しなきゃならない、いくつ必要? こんなとき、数を数える、数を記録する・・・・・そんな必要性に迫られて、あっち、こっちで数字が考えだされました。
例えばの話ですよ・・・・
1は◆、2は◆◆、3は◆◆◆、4は◆◆◆◆、5は★、6★◆・・・・・・・
100は、◇・・・・・500は、☆・・・・こんなイメージです!!
このようにして考えだされた数字ですが、とても不便なことがありました・・・・・・
それは、計算です。
今度は、違うムラと闘うことになりました。かなり、大きなムラです。大がかりな戦争となりそうです。
武器を、あといくつ補充しなきゃならないか?
こんな感じです・・・・・・『数を数える』『数を記憶する』ために考え出された数字でしたが、今度は『計算』という厄介な役割もしなきゃならなくなりました・・・・
記憶するためだけの数字・・・・・計算、足し算、引き算ならまだしも、掛け算とかになってメチャクチャ大きな数字になったとき、その都度、大きな数字を決めていったのです・・・・・・・
当時”位取り”という発想は全くなく、どんどん新しい数字が、考えだされていったのです。
もう、何が何だか、誰もわからなくなつてました・・・・・・・
『何もない』という意味の『0』という数字は、当時の人たち(ギリシア人、バビロニア人)は、既に使っていました。
一方で、インド人も使っていたんですが・・・・・・計算しやすくするために『空位の0』を考えだしたんです。実は、とてもすごいことなんです。今の私たちにとっては、当たり前すぎて『ピン』と来ないかもしれませんね。
どこが凄いか?
『数字の位置で位がわかる』ってことです。
この『新しい0』のおかげで、大きな数字になるたびに、新しい別の記号を追加することなく、『0』~『9』までの合計10個の数字だけで、どんな大きな数字でも表現ができるようになったんです。
これを”十進法”もしくは、超真面目な言い方をすると”十進位取り記数法”と言います。
インド人の考え出した(7世紀前半)この”十進位取り記数法”は、その後世界各地に広まり、今もな
お、私たちはその恩恵を受けてるのはいうまでもありません・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。