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2024
3/5

札幌市内の中学校のレベル格差【後編】

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改めて・・・・・

 

札幌市内、同じ公立中でありながら

南北進学者50名の学校もあれば

南北進学者5名の学校もあります。

 

 

昨年11月に実施された総合学力Cテストの学校平均点も

上は〇〇〇点、下は〇〇〇点、その差は実に〇〇〇点にもなってます。

昨年、このデータを目にしたとき衝撃でした。

私の想像をはるかに超える格差でした。

 

 

大手塾はいち早くこの現実を把握し、そのための対応を的確にしてます!!

 

これまでの内申点重視の指導から、学力重視の指導へ大きく舵を切りました。

 

 

私が最も懸念してるのが、市内のあちこちに

内申だけは素晴らしい《お山の大将》気分の地域限定のなんちゃって優等生

多数存在してる!!

 

ということです。

 

たくさんの優秀な仲間を見て『まだまだだなぁ~』と思いながら3年間過ごすのと、

周りに優秀な仲間が少ないことで『自分はものすごく勉強してる』と思いながら過ごすの

は、勉強するということの基準が大きく違ってきます。

 

具体的事例をあげましょう。

実力養成会には、色々な中学(塾)出身の生徒がいます。

英単語テストの取り組み、つまりどれだけ覚え切るか?   どこまで完璧に覚え切るか?

が生徒一人一人で全然異なります。

分かりやすく言うと100題のテストで100点を獲るつもりで覚えてくる生徒もいれば、

80点以上で合格だから、合格すればいいという感覚で覚えてくる生徒もいます(まだ入学

前の3月の時点のハナシ)

 

このようにどれだけ覚え切るか?  の基準が全然違うのです。

もっと言えば・・・・その中学、塾の基準が全然違うのです。

 

この事実は見方を変えると、

“デキる”生徒 ”才能のある”生徒 であるにも関わらず、

基準が低いがため結局・・・うもれてしまう!!・・・・こういうことにつながってます。

 

 

札幌市内でこれだけの格差ですから、札幌と地方との格差は、とんでもない状況になって

ます。

 

地方には、才能豊かで、高い志をもってるにもかかわらず、

“うもれてしまってる”生徒も相当数いることでしょう・・・・・

 

実力養成会にもそんな中2生がいます。

この生徒は医師を目指してます。

 

道北のとある田舎の中学校に通ってますが、

レベルの高いところで、さらに自分を高めたい!!  ということで

3月に単身札幌へ転校してきます。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。