先日、北大の数学の先生とお会いさせていただきました。
色々と貴重なお話をすることができ、大変有意義な時間となりました。
入試問題作成にかかわる裏話・・・・
教授間のドロドロとした裏話・・・・・
基本すべて、オフレコです。
このブログで紹介できる内容は、次のお話だけです。
この教授は、最近の学生は、「行儀」が良すぎる点を指摘されてました。
「身なりがきちんとしている」
「マナーもそれなりに身についてる」
「担当教官の指示には素直に従う」
でも、それだけ!! とのこと。
優等生ばかりがそろった研究室には生気が感じられない・・・と
この話を聞いたとき・・・・
鮮やかに思い出したシーンがありました・・・
記憶が定かではないのですが、「NHK 仕事の流儀」のワンシーンだったかと・・・・
漁師さんの話なんです。
沖で、いろいろな種類の魚をとり、「生けす」にその魚を放します。
その時、なんと・・・・
それぞれの魚が苦手とする(天敵?)魚を数匹ばらまきました。
そんなことしたら、その天敵の魚に食い荒らされてしまうのでは?
ところが違うのです・・・・
同じ種類の魚ばかりだと、魚たちは緊張感を失ってしまい、港に着くまでの間に「生けす」の中で ”ぐんにゃり” してしまうらしいのです。
ところが敵意を感じる魚が1匹でも混じってると「いつ、自分が食われてしまうかもしれ
ない」という緊張感をもつため、港に着くまで元気を保つ・・・ということでした
この話を、すると、更に、盛り上がって、漁師さんの話しで、ビールのピッチも上がりま
くりでした・・・・
北大数学科全体のムードだったり、
研究室のムードだったり・・・・
これらが、”沈滞” していると感じたら、
自分が異質の魚になって
ひと暴れしてみるのも
「アリ」でしょう・・・・
そんなことを話しながら、気付けば、終電ギリギリ・・・・
ツーショットの写真を、この場でアップさせていただこうとも考えましたが
お互い、アルコールもかなり入ってたので控えました。