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2024
9/14

★北海道、地名の謎と歴史を訪ねて/KKベストセラーズ

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『北海道は魅力的な地名の宝庫です!!』

 

特に北海道の地名は、他府県のそれとは異なる経緯をたどって定着したわけで、そこに計

り知れないアイヌの歴史と奥深さを感じずにはいられません。

 

ご存知のように・・・・その多くはアイヌ語に由来してます。

その”由来”を知ると、思わず ”びっくり” そして感動です!!

 

私の出身地『室蘭』にも

『輪西』『イタンキ浜』『母恋』『知利別』などの地名があります・・・・・

その由来が分かり、さらに”郷土愛”がより深くなりました!!

 

ちなみに・・・・『江別』・・・由来は”チョウザメのいる川”

江別市『対雁(ついしかり)』は石狩川と豊平川が合流する地点。

あるいは・・・・小樽・余市も色々と特徴的な地名があります。

フゴッペ、忍路、色内、塩谷・・・・全部、謎が解けました。

 

このように・・・

地元民ですら、全然知らなかった由来をこの本は教えてくれました!!

 

北海道の地名のほとんどはアイヌ語を元にしてます。

アイヌ民族がその地の特徴をとらえて名付けたのを、和人が音訳したり、あるいは長い年

月の中で転化するなどして現在の地名になりました。

 

そもそも・・・・アイヌ民族は、

“川は海から上がって集落を通って山へ行く生きもの

と考えていたそうです!!

 

 

川は生きもの!!

 

アイヌ民族は内陸の交通はほとんど川に頼ってたそうです。

交通だけでなく、

近くに流れる川を遡ってサケを獲り、山中を駆けてクマやシカを獲りました。

 

 

彼らは、川と共存してたのです!!

 

 

彼らにとって『河口』は出口や落とし口ではなく『入口』という認識。

 

川、河口、谷川、沢川、沢などはアイヌ語で・・・・『ナイ』『ベツ』。

 

稚内、岩内、黒松内、木古内など『内』のつく地名はいくらでもあります。

あるいは

当別、登別、紋別、本別など゛『別』の付く地名も然り。

 

北海道の地名のほとんどが『川』関連をルーツに持っている!!

 

『温泉』『峠』『平野』『湿原』これらもすべて『川』ありきで存在してる!!

なるほど・・・・アイヌの人たちはこのような認識だったです。

 

いやいや・・・・知れば知るほど興味がドンドン湧いてきました。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。