バイクはクルマと違いエアコンが備わっていない。
暑い日も寒い日もその気温をダイレクトに受ける。
雨が降れば当然濡れる。
高速道路では、ハンパない”走行風”をもろに受ける。
当然ながら、バイクっていうのはクルマほど便利でない。
それでも、
そんなネガティブを一瞬にして吹き飛ばしてしまうほど、バイクには人を魅了してやまな
い理由がたくさんある!!
その最たるものの一つは『クルマでは味わえない圧倒的加速感』だ。
0キロから100キロに到達するまでのタイム。
通称『0→100』(ゼロヒャク)
そのクルマの加速性能を端的に現す指標だ。
一般的なクルマであれば・・・・7秒~9秒。
市販車で特に加速性能がずば抜けてるインプレッサで5秒前後、
ランサーエボリューションも5秒前後。
トヨタ86で6秒前後。
さて・・・・バイクとクルマ・・・同じ土俵で比較するのもナンセンスだが、
私のバイクであれば『3秒前後』で100キロに到達する。
もちろん、ウィリーさせないようにアクセルは開けっ放し。
道路のコンディションによっては、3秒を切ることもある。
“いち、にぃ~、さん” でもう100キロだ。
なかなか想像がつきにくいと思う。
飛行機の離陸する時のあの『G』の倍以上の感覚だ。
体ごと、持っていかれる感覚。
こういった”加速”は、異次元。
これを”鬼加速”とは、よく言ったものだ。
そもそも、総重量200キロそこそこの車体に100馬力のエンジンだ。
まさに『軽さは正義』と呼ばれる所以だ。
若い頃、この『鬼加速』に見事、どハマりした。
当時『最恐』呼ばれてたヤマハの2ストに乗っていた。
あれから40年・・・・・・・
しびれるような”加速G” のワクワク感は、今も昔も変わらない。
人は鳥のように、飛べない。
でも、バイクに乗れば、
飛ぶように走ることは出来る・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。