2023年の国際学力調査PISAの発表で、日本の中高生の『解読力』の低下が指摘され、
日本語を的確に読み、書く能力の低下も問題視されてました。
言葉遣いの乱れはもちろん、語彙の不足などで言葉を正確に相手に伝えることが出来なく
なってきたと言われてます。
これは・・・中高生に限らず、大人にも言えることです。
昔、日本人は『以心伝心』と言って、黙っていてもお互い気持ちが通じ合うということを
大切にしてきましたが、最近では『言わなければ伝わらない』ヒトが多くなりました。
ますます言葉を使って意志を伝えることが大切になってきました。
また、日経連が新卒者採用(2024年新卒者)に関するアンケート調査の中で、
『選考にあたっての最重視点(複数回答)』を調査したところ、
⓵コミュニケーション能力 80.2%
②主体性 62.1%
③協調性 55.0%
④チャレンジ精神 40.9%
⑤誠実性 36.2%
かつての高度成長期に企業が求めてたのは
創造性、責任感
バブル崩壊後の低成長期は
チャレンジ精神、主体性
そして、いま・・・・
コミュニケーション能力
時代の変化とともに、
企業が求めるものも変化するのは自然な流れです。
確かに・・・
今では、テレビ、スマホ、ゲームにかける時間は多く、社会生活でもほとんど話すことな
く一日を過ごせてしまいます。
こういった社会的背景によるところももちろんありますが、
我々大人が範を示す!!
なんですが・・・・
なんとも悩ましいことに・・・・
範を示すことのできない大人たちも多すぎる!!
これが、一番の問題だと思います・・・・・
何でもかんでも”スマホ”のせいにしがちですが、
意外にも、核心は ”範を示せない大人たち” にあるように思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。