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2017
2/22

札幌北高校2年生の皆さんへ・・・・『生類憐みの令』に絡めて

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今回の日本史の定期考査。

あのH先生ですら、知らないネタかも・・・・・

超直前ワンポイントゼミです。

今回の試験範囲のど真ん中・・・・・

5代将軍綱吉の『生類憐みの令』に絡めて・・・・

 

出典は、以下の本です。間違いなく信頼できる情報です!!

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生類憐みの令・・・・天下の愚法で有名ですね。

元は、動物愛護・・・しだいに行き過ぎで、ついには暴走しまくり。

ツバメを殺して死刑。蚊を叩いて流罪・・・・。

とにかく大事にされたのは犬。綱吉が戌年生まれだったことから”犬を大切にしたら子宝

に恵まれる”という僧侶の言葉を真に受けたんですね。

そのため、江戸では、野良犬も殴れないという状態が続いたんですが、そんな綱吉の治世

にあって犬を思いっきり殴れた土地があったんです。

 

 

水戸です!!

 

 

当時、水戸は、徳川光圀、そう、黄門様が治めてました。

光圀は、3代将軍家光の従兄弟。

綱吉相手でも、一歩も引きませんでした!!

光圀は、生類憐みの令は、『悪法の極み』と言って断じて認めませんでした。

だから、水戸領内においては、鳥獣の殺傷は自由としてたんです。

自分の領民には、そんな愚法は適用させない!!

こうした、光圀の姿勢に水戸の領民は元より、江戸の庶民も拍手喝采!!

 

こういったことから光圀はのちに、庶民のヒーローとして講談、芝居、そしてドラマで取

り上げられるようになったんでしょうね。

 

真偽はともかく、こんなエピソードもあるみたいです・・・・・

『光圀は江戸に出府した時、野犬をわざわざ殴って見せた』

『綱吉に防寒用にと犬の皮を20枚贈った』

 

 

中途半端なリーダーシップなんか、いらん!!

やるなら、とことん、やり切れ~~!!

こうだっと思ったら、たとえ相手がどんなに強大であっても!!

 

 

 

ブラボー 光圀 !!

 

 

こんなネタ・・・・試験には出ませんね。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。