NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」・・・・・
「雨トーク」と並び私の好きなテレビ番組のひとつです。
オンデマンドでよく見ます。
昨晩見たのが・・・・・・
「世界一清潔な空港」に選ばれた羽田空港・・・・・・・
その秘密を探るとある一人の清掃員にたどりつく・・・・・。
「清掃は職人の仕事」というプロ意識の高さに、圧倒されました・・・・。
その人は、「新津春子」さんという方です。
どんな小さなゴミでも見逃さない「目」
人の目の届かないところまで、完璧に掃除をする「徹底ぶり」
「感動」の域を超え、「すごみ」すら覚えました・・・・・・・。
なぜ、そこまでこだわるか・・・・・・・・・
プロ意識の高さの陰には、「新津春子」さんの壮絶な過去がありました・・・・
中国残留孤児ということで、幼いころから、それだけの理由で、いじめに会い、
「自分の居場所」を捜し続けて、「清掃」という仕事に出会ったのです・・・・・
新津さんが言ってました。
「心を込めて仕事の出来るヒトがプロ」
新津さんは、「清掃」に人生のすべてをかけた職人です。
「心を込めれば込めるほど、どんな小さなゴミでも見えてくる」
「心を込めれば込めるほど、人の目の届かないところが気になって仕方がない」と言ってました。
「なるほど・・・・」
上司でもあり、恩人でもあったヒトから「心を込めて」仕事をしなさいと言われたことがきっかけで
当時、色々な問題を抱えてた「新津さん」は、「吹っ切れて」仕事にのめりこむようになりました。
「心を込めて」仕事をするようになつてから、大きな変化が現れたそうです。
以前は、見るでもなく、気にも留めなかった空港を行き交う人たちが、
清掃中の「新津さん」に暖かい声をかけてくれるようになったそうです・・・・・
「心を込めれば」、あるいは、「心を込めると」 ヒトに伝わるんですね・・・・
「仕事ぶり」だとか「たち振る舞い」が・・・・・
こういう時代だからこそ、「心を込める」ことが余計に尊いのでしょうね・・・・・・・
いや・・・・これだから、「プロフェッショナル仕事の流儀」が好きなんです。