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2017
8/20

子育ての視線・・・・・

ブログ

『人に迷惑をかけちゃダメ』

だから、子供に、色々と様々な指示をするんでしょう・・・・・

結果として、親の役割を果たすべく自分の満足のいくような振る舞いを子供にさせます。

 

その家、その家で、子育ての方針があるでしょう。

こんな私が首を突っ込める話じゃありません。

 

私は、35年以上、この仕事をさせてもらってます。

 

その間、数えきれないほどの様々な生徒、保護者の方々と接する機会がありました。

 

このような経験をさせてもらったからこそ言えることがあります。

 

それは、

子育ての視線は、子供の”今”ではなく”未来”に向けられなきゃならないって事です。

 

 

私たち親は、とにかく、”今”に焦点を当てがちです。

 

親の望む子でいるか?

その通りになっていないと、口を出し、手を出し・・・・・・

 

“今” 親がやってることの延長線上に、本当の子供の幸せがあるかどうか?

このことを、一度立ち止まって考える必要があるんではないでしょうか。

 

子供たちは、様々な体験を通して、『生きる力』を身に付けていきます。

この力を身につけるには”経験”しかありません。

様々な、失敗、衝突、挫折、そして成功体験・・・・・。

子供たちは、このような体験を通して、『生きる力』を本能的に学んでます。

 

皮肉なことに、親が何でもかんでも、やってしまうから

『生きる力がゼロ』っていう子供を作り上げてしまいます。

 

挨拶が出来ない。

指示しないと何も出来ない。

自己主張が出来ない。

“出来ないこと”の言い訳を常に考えている。

 

このような子供を作り上げてしまいます。

親の過干渉によって、人として大切なことを学ぶことのできないままに育てられてしまう

のです。

 

 

親が目指す子供の幸せ・・・・・

それは、彼らの幸せな姿です。

 

それは、人生を自分の力で切り開いて行ける自立した彼らの姿です。

 

親は子供の支配者じゃありません。

親は、子供にとって、一番の理解者、一番の応援団長であるべきと思います。

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。